2003/12/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
2003年、北米内でのコンサートで最も大きな収益を上げたアーティストは
ブルース・スプリングスティーンでした。
米雑誌「Pollstar」の発表によると、スプリングスティーンは2003年内に30都市で47回のコンサートを開催し、総額1億1500万ドル(日本円換算:約140億円)を稼ぎ出しました。
CDの売り上げは下がる一方ですが、コンサートやライブの収益は世界的に見ても上昇傾向にあり、日本でも屋外フェスの収益は右肩上がり。今までの「CDを売るためにライブを行う」という方法はもはや過去のものとなってしまったのでしょうか?
なお、北米大陸における2003年のコンサート収益トップ10は以下の通りとなっています。
1. ブルース・スプリングスティーン :1億1590万ドル
2.
セリーヌ・ディオン : 8050万ドル
3.
イーグルス : 6930万ドル
4.
フリートウッド・マック :6900万ドル
5.
シェール : 6820万ドル
6.
サイモン&ガーファンクル : 6450万ドル
7.
エアロスミス/
キッス : 6400万ドル
8.
ディクシー・チックス : 6000万ドル
9.
ビリー・ジョエル/
エルトン・ジョン : 5000万ドル
10.
メタリカ : 4800万ドル
ちなみに、「Billboard」誌もHP上にて2003年のコンサート収益について触れており(こちらは北米大陸以外も対象)、同誌の調べによる収益トップ・アーティストは、2億9950万ドルを稼ぎ出した
ローリング・ストーンズとのこと。北米No.1のブルース・スプリングスティーンは、こちらのランキングでは1億8170万ドルで第2位となっています。