ブラジルの音楽シーンを
カエターノ・ヴェローゾとともに牽引する
ジルベルト・ジル(Gilberto Gil)が、ニュー・アルバム『サンバ』(SICP-4158 2,400円 + 税)を7月23日(水)に発表します。このアルバムは、ジルベルト・ジルの音楽的な原点でもある
ジョアン・ジルベルトのレパートリーを取り上げたもので、ブックレットには
カエターノ・ヴェローゾが書き下ろしたライナーノーツが掲載されています。
ジルベルト・ジルの息子であるベン・ジルとカエターノの息子の
モレーノをプロデューサーに迎え、1940年代から50年代にかけて作られた古いサンバから、このアルバムのために書き下ろした新曲までを収録。アルバムの最後に置かれた新曲の「ジルベルトス」は、生誕100周年を迎えた
ドリヴァル・カイミについての一曲で、ドリヴァルの息子、ドリ・カイミがギターで参加。ジルベルト・ジルとジョアン・ジルベルトという二人の“ジルベルト”が同郷バイーアの音楽の源泉とするドリヴァル・カイミを、カエターノやフランシスコ(
シコ・ブアルキ)、ホベルト(ホベルト・カルロス)といったミュージシャン仲間の名も挙げなかがら讃えています。