今年1月に最新アルバム
『Ghettoville』をリリースした新世代きってのサウンドメイカー・
ACTRESSと、望過ぎるニュー・アルバム
『Angels & Devils』のリリースを8月に控えた鬼才・Kevin Martin aka
THE BUG。英名門Ninja Tuneの破壊的かつ創造的なエクスペリメンタル・サイドを象徴する両者が、揃って来日。9月19日(金)東京・代官山 UNIT、20日(土)愛知・名古屋 CLUB MAGO、22日(月・祝前日)大阪・西心斎橋 CLUB CIRCUSの東名阪ツアーを開催します。
2012年に〈Hyperdub Episode1〉にてKING MIDAS SOUNDとして来日、暗黒のウルトラヘヴィ・ダブを聴かせたKevin Martin。エレクトロニック・ミュージックのみならず、フリー・ジャズからヘヴィロックまでを横断するアヴァンギャルドな活動を展開していた彼が
TECHNO ANIMAL、ICEに続くビート・ミュージック・プロジェクトとしてソロでスタートさせたTHE BUGとしては2009年以来5年ぶりの来日となります。イルビエントの根城Wordsoundからの『Tapping The Conversation』で変態ヒップホップ・スタイルからスタート、
APHEX TWIN主宰Rephlexよりリースした
『Pressure』で突如超攻撃型ダンスホールに変貌、続くNinja Tuneからの『London Zoo』ではダブステップ・ムーヴメントを牽引。最新作ではもはやカテゴライズ不要、孤高のベース・ミュージックを作り上げている鬼才中の鬼才。今回は最新作でもフィーチャーされているグライムMC Flowdan(
ROLL DEEP)を伴っての来日とあって、見逃し厳禁です。
MORITZ VON OSWALD、
SHACKLETON、
VLADISLAV DELAYと並ぶ近代エレクトロニック・ミュージック作品として名門Honest Jon'sよりリリースされた2ndアルバム
『Splazsh』、3rdアルバム『R.I.P』がかのご意見番・Thom Yorke(RADIOHEAD)の絶賛をはじめとする高い評価を得て、一躍新世代の寵児となったACTRESSことDarren J. Cunninghamは、〈SonarSound Tokyo 2013〉での初来日に続き2度目来訪。1stアルバム
『Hazyville』のリイシューと併せてリリースされた最新作『Ghettoville』は、一見ローファイに思える質感の素材群を緻密に配置し、独特のロウビートを絡めた美しくも退廃的なアカデミックにもインディ・ダンスにもなり得る傑作。同作と共に音楽制作に対する落胆、引退宣言とも取れる意味深なメッセージを発信している彼だけに、この機会を逃せば後悔することとなりかねません。
前売チケットは、7月11日(金)18:00より招聘元・BEATINK(
shop.beatink.com)での先行販売がスタート。こちらは特典として「THE BUG缶バッジ」付きとなっておりますので、お見逃しなく。