弱小の高校演劇部が、元・学生演劇の女王だった新任の先生と共に、全国大会を目指す――。劇作家・
平田オリザの青春小説『幕が上がる』が、『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる
本広克行監督により映画化、さらに舞台化されることが決定しました。また、主人公となる演劇部の高校生たちには「今、もっとも輝いている少女たちに演じてもらいたい」という両者の想いから、
ももいろクローバーZの5人が決定しています。
映画版の撮影は今年8月から静岡県富士宮市などで行なわれ、10月にクランクアップ。現在ポストプロダクション中とのことで、来年の2月28日(土)に全国公開予定。また舞台版も映画版と同様、本広監督の演出と、ももいろクローバーZの5人の主演により2015年5月公演予定です。
弱小演劇部の少女たちが全国大会を目指し、本当の喜び、本当の悲しみ、本当に大切なことに気づき、きらめいていく『幕が上がる』。その圧倒的なライヴ・パフォーマンス、従来のアイドルから一線を画すドラマティカルな成長といった、ももいろクローバーZから放たれる輝きは本作の登場人物と重なり、映画、そして舞台へと昇華していくのでは。
なお、映画版では、演劇部を指導し全国大会へと牽引する新任先生役として、『小さいおうち』で〈第64回ベルリン国際映画祭〉最優秀女優賞を受賞した
黒木 華が出演。
(C)2015「幕が上がる」製作委員会