2005/01/06掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ビートルズがライヴ活動を止めた1966年8月を区切りとして、その後各メンバーは単独行動を開始……
ジョン・レノンは髪を切り、丸眼鏡をかけて映画『僕たちの戦争』に出演、
ポール・マッカートニーは映画『ふたりだけの窓(原題:THE FAMILY WAY)』の音楽を担当して初めてソロ名義で曲を書き、
ジョージ・ハリスンはシタールの修行でインドへ、
リンゴ・スターは家族との時間を過ごしたという訳です。
ビートル・マニア必見のDVDとは、ポールが音楽を担当した
『ふたりだけの窓』(GNBF-1062 \4,935(税込))。3月4日ジェネオン エンタテインメントよりリリース予定です。ポール作曲、ジョージ・マーティン・オーケストラの演奏によるサントラ盤は数年前に海外でCD化(写真)されていますが、映画自体はかなりのビートル・マニアでもなかなか観る機会のないものでした。内容は、結婚した若い夫婦を中心にイギリスの小さな町の人々の哀歓を描いた佳作で、主役のヘイリー・ミルズはディズニー映画の子役として活躍していた女優です。またヘイリーの父でもある名優ジョン・ミルズも出演しています。ちなみにポールはこの映画音楽を作曲したあと、ビートルズの
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』制作に全力を注いでゆくことに。そういったことを考えてみると、これは意義のあるリリースといえるのでは?