9月1日で生誕90周年を迎えた指揮者、
小澤征爾。彼の偉業をたたえ、さまざまなレーベルに遺してきた音源をまとめる238枚組のCDボックス・セット『小澤征爾エディション』が12月17日(水)にユニバーサル ミュージックから発売されます。
収録される音源は、ユニバーサル ミュージック グループ傘下のドイツ・グラモフォン、デッカ/フィリップス、ハイペリオン、ECMニュー・シリーズ、テラークをはじめ、ソニーミュージック、ワーナーミュージック、ビクターエンタテインメントに遺されたもの。名盤の数々はもちろん、初商品化となるコンサート音源も収録される予定で、小澤征爾の音楽を全キャリアを通じ、多角的に楽しむことができる決定版的内容となっています。
ボックスには紙ジャケット・スリーヴケースに収納された238枚のディスクと、ブックレット4冊を封入。238枚のディスクのうち、187枚はグリーン・カラー・レーベルコート仕様の高音質UHQCD、残り51枚のソニーミュージック作品はBlu-spec CD2仕様です。
ブックレットにはトラックリスト、音楽評論家の東条碩夫の解説のほか、小説家の
村上春樹、ピアニストの
マルタ・アルゲリッチ、ヴァイオリニストの
イツァーク・パールマン、シンガー・ソングライターの
ジェームス・テイラーなど、小澤征爾ゆかりの著名人の特別寄稿が収録される予定です。
Photo by Shintaro Shiratori