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ピンク・フロイド『ファイナル・カット』がリマスター盤化

ピンク・フロイド   2004/03/03掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 バンド名義の作品でありながら、当時のバンドのリーダーであったロジャー・ウォーターズが自らの父親に捧げた曲があるなど、彼の私的要素が色濃く出た作品であった、ピンク・フロイドの83年発表作『ファイナル・カット』(写真)。前作『ザ・ウォール』のアウト・テイクが数曲あったことや、バンドが全く機能していない状態であったことなど、あまり評判のよくない本作でありますが、そんな本作のリマスター盤が3月22日にUKにてリリースされることになったそうです。

 今回のリマスター盤化では、長年ピンク・フロイドのプロデューサー兼エンジニアを務めている、James GuthrieとJoel Planteがデジタル・リマスタリングを担当しており、また、映画『ウォール』に使用されておきながら、アルバム『ウォール』にも、『ファイナル・カット』にも収録されていなかった「ホエン・ザ・タイガーズ・ブローク・フリー」が新たに追加収録される予定とのこと。この曲は、2001年に発表されたベスト盤『エコーズ〜啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド』に収録されたことがあるので、レア度は低い曲ではありますが、『ファイナル・カット』に収録されるべきな音を醸し出している楽曲ゆえに、この追加収録には納得な方も多いのでは? ロジャー・ウォーターズがバンドから脱退する前に残した、4人体制での最後のスタジオ・アルバムである本作。人によってはいろいろと評価が分かれるところだと思いますが、フロイド・ファンなら、やはり押さえておくべき代物かも?
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