70年代のハービー・ハンコック・サウンドに欠かせない存在であったシンセサイザー奏者のパトリック・グリーソン。彼が率いたジャズ・ファンク・バンド、サン・フランシスコ・エクスプレス（San Francisco Express）が発表した唯一のアルバム『ゲッティング・イット・トゥギャザー』（PCD-93250 税込2,415円）が、5月20日に世界初CD化されます。

　1979年にアメリカ西海岸のレーベル“Reynolds”から発表された今作には、名トランペッターのウディ・ショウをはじめ、マイケル・ハウエル（ギター）、ノーマン・ウィリアムス（サックス）らが参加。ジェイムス・テイラーの大ヒット曲「Fire And Rain」もジャズ・ファンク・アレンジでカヴァーされ、コズミックなシンセ・サウンドがジャズ・ファンク・サウンドと融合した独自のグルーヴを生み出した一枚になっています。

　ジャズ・ファンクのレア・アイテムとして古くから知られていた今作を、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？