6月25日(水)に最新ライヴ映像作品Blu-ray / DVD『
○生林檎博’24―景気の回復―』と、本年第1弾シングルとなる「
芒に月」の同時リリースを控える
椎名林檎が、今夏公開の映画『近畿地方のある場所について』の主題歌「白日のもと」を書き下ろしました。
映画原作は、発行部数40万部を突破し、いま日本全国で話題沸騰中の小説『近畿地方のある場所について』(著者・背筋 / KADOKAWA)。2023年にWeb小説サイトに第1話が投稿されると、様々な反響がSNSで拡散され、瞬く間に大注目作として2,200万PVを超えるヒットを記録。同年、単行本化されるや、たちまち人気が爆発。日本全国の書店でベストセラーの棚を独占し、「このホラーがすごい!2024年版」で堂々の第1位を獲得するなど、今もなお読者を魅了し続ける異色作がついに実写映画化されました。また、これまでのキャリアの中でも異色の役どころに挑戦となる、
菅野美穂と
赤楚衛二をダブル主演に迎え、『
ノロイ』『
貞子VS伽椰子』『
サユリ』の鬼才・
白石晃士が監督を務めます。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加。
誰も見たことのない新感覚の《場所ミステリー》映画『近畿地方のある場所について』に寄り添い、書き下ろされた主題歌「白日のもと」。8月8日(金)より全国公開となる映画と共にぜひご期待ください。
なお、椎名林檎は楽曲へ込めた想いについて、また、映画製作プロデューサー
櫛山慶、白石晃士監督、ダブル主演となる菅野美穂、赤楚衛二から以下のコメントが到着しています。
[コメント]椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めて頂ける安心感を抱きました。
そして、私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、椎名さんらしさもありながら、私たちにすごく寄り添って頂き、感謝しかありません。――主演:菅野美穂主題歌が椎名さんとお聞きして、僕の中ではホラーのイメージがなかったので驚きました。映画の世界観と通じる、菅野さん演じる千紘さんの想いが1つのテーマとしてあり、そこに椎名さんの世界観がマッチした曲になっているので、余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです。――主演:赤楚衛二私の監督作に、まさか椎名林檎さんによるこんな素晴らしい主題歌が流れるなんて!光栄で、嬉しくて、身震いしながら曲を聴かせていただきました。物悲しさの中からやがて力強い美しさが立ち昇るこの曲からは、まるで映画のもう一つの世界が見えてくるようで、ただただ沁みます。是非とも皆さんに、映画体験として劇場で浴びていただけたら幸いです。どうぞ、どうぞお楽しみに!――監督:白石晃士かねてより、日常とタブーの狭間を艶やかに描く椎名林檎さんの表現力に魅了されてきました。本作は、近畿に潜む“触れてはならない場所”をめぐる物語。椎名さんの声と言葉こそ、この世界観に響くと確信しオファーいたしました。映画本編と脚本を丹念に読み込み、生み出してくださった主題歌には、物語の「想い」が余すことなく封じ込められています。エンドロールが動き出す瞬間、観客の背筋を再び震わせる、その最後の一押しを、椎名林檎さんの歌に託しました。ぜひ劇場で体感してください。――プロデューサー:櫛山慶©2025「近畿地方のある場所について」製作委員会