“小説を音楽にするユニット”
YOASOBIが、新曲「ミスター」を2月16日(水)に配信リリース。
本楽曲は、YOASOBIが2月からの始動を発表していた、
島本理生・
辻村深月・
宮部みゆき・
森絵都という4名の直木賞作家とのコラボ・プロジェクトから生まれた作品。“はじめて〇〇したときに読む物語”をテーマに4名の作家が小説を書き下ろし、YOASOBIが楽曲を制作するという、“小説を音楽にするユニット”満を持してのプロジェクトの第1弾楽曲となっています。
楽曲の原作は、島本理生が今回のために書き下ろした小説「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」。原作の主人公であるアンドロイド“僕”が、所有者“Mr.ナルセ”に抱いた、名前を知らない“はじめての感情”から綴られる、切なく儚いシティ・ポップに仕上がっています。
リリースに先駆け、楽曲のティザー映像が公開。ティザー映像は、2020年5月にリリースされ、累計2億回再生を突破している楽曲「ハルジオン」のミュージック・ビデオを手掛けた“異次元TOKYO”が担当。ヴォーカル・ikuraによる原作小説の朗読と、楽曲を一部聴くことができます。
また、2月8日(火)24:00より、Ayaseとikuraが毎週火曜にパーソナリティを務めているニッポン放送『YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)』にて、初フル・オンエア決定。初披露の瞬間をお聴き逃しなく。
「ミスター」リリース日2月16日(水)には、「はじめて人を好きになったとき」をテーマにした島本理生の「私だけの所有者」、「はじめて家出したとき」をテーマにした辻村深月の「ユーレイ」、「はじめて容疑者になったとき」をテーマにした宮部みゆきの「色違いのトランプ」、「はじめて告白したとき」をテーマにした森絵都の「ヒカリノタネ」の4作をまとめた書籍『はじめての』を水鈴社より刊行することも決定。今後順次リリースされていく楽曲の原作小説をいち早くチェックすることができます。
[コメント]「ミスター」を初めて聴いたとき、もう会えない人との記憶が優しく呼び起こされました。
YOASOBIの世界観に、自分の小説が鮮やかに溶け込んでいるのを感じて、それはとても不思議な体験でした。
たくさんの人の胸に眠る、切なくて優しくて懐かしい物語を思い出させてくれる曲だと思います。――島本理生