映画『はらむひとびと』が、7月11日より全国でロードショー。封切りに先駆け、予告篇が公開されています。
相馬有紀実と
瀬戸かほがダブル主演を務めた本作は、3歳の息子・ゆうりを育てる専業主婦の乾亜湖と、有名コピーライターの夫との間に望まぬ妊娠をした広告会社の社員・真山郁美の姿を描くヒューマン・サスペンス。育児より仕事優先の夫や昔堅気な姑によって育児ノイローゼに陥っていた亜湖は、同級生だった郁美と再会し、互いの境遇に共感したことから協力関係になります。亜湖は回復の兆しを見せ、郁美も母になる覚悟を抱き始めるものの、そんな矢先にゆうりの置き去り事件が起きます。相馬が亜湖、瀬戸かほが郁美を演じ、
浅香航大、
前原瑞樹、
磯西真喜、野田瑛仁、
石本径代らがキャストに名を連ね、脚本・監督は中嶋駿介が務めています。
予告篇で使用されている楽曲は、東京・吉祥寺を中心に活動する4人組ロック・バンド、
グソクムズ(写真)が本作のために書き下ろした新曲「hand」です。人の痛みや悲しみを包み込むような手、人との繋がりを感じられるような温もりを持つ手、といったメッセージをタイトルと歌詞に込めた、あたたかく優しいバラード・ソングに仕上がっています。