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松田優作もシビれるけど、BGMもカッコイイ「AQUOS」CMの音楽は?

大石将紀   2024/07/30掲載
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松田優作をAIで蘇らせたシャープ「AQUOS」のTV-CMで流れる渋い音楽は何ですか?
 名優、松田優作がAIで蘇り出演するシャープ「AQUOS」のTV-CMが、「本当のこと」篇、「みんなって何」篇、「近道」篇などさまざまなヴァージョンで7月12日よりオンエアされています。

 シャープは「AQUOS」のブランドアンバサダーとして、『太陽にほえろ!』のジーパン刑事をはじめ、ドラマ『探偵物語』、映画『蘇える金狼』『野獣死すべし』など、男気あふれる名演で憧れの的であり続けるレジェンド、松田優作を起用。AIや高精細3DCG、モーションキャプチャーなどを活用して、令和の時代に松田優作出演のCMを実現しました。AIの音声復元により声までも再現し、モノクロ映像の中、刺さる名言を放ったのち、「お前だよ」と観ている側に語りかけるCMは大きな話題を呼んでいます

 松田優作にもシビれますが、バックの音楽も印象に残るもの。無骨な魅力の松田優作にふさわしく、バリトン・サックス一本のみのソロ演奏が流れますが、演奏しているのは、クラシック、即興演奏、現代音楽を中心に活動するサックスフォニスト、大石将紀です。大石は、東京芸術大学大学院修士課程修了ののちに渡仏、パリ国立高等音楽院のサックス科、即興演奏科を最優秀の成績で卒業。また、サクソフォン四重奏“OSMOSE”のメンバーとして世界各地で公演に出演し、2008年に拠点を日本に戻してからは、ソリストとしてはもちろん、デジタル・ミュージックとの共演やテレビCMの演奏、アンサンブル「東京現音計画」への所属や大学講師として教鞭をとるなど、さまざまな分野で活動しています。ソロ・アルバムとしては、2015年に『NO MAN‘S LAND』、2019年に『SMOKE』(写真)、そして今年4月に細川俊夫のサクソフォン作品集『Light and Darkness』をオーストリアのレーベル「Kairos」よりリリースしています。









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