女性シンガーMIKAのラブ・ソングが詰まったミニ・アルバム。タイトル曲はシンプルなサウンドだが、歌唱力と声の美しさを生かした、90年代テイストの少し懐かしいメロディと歌声に癒される楽曲。「傍に…」では明るく、「twinkle star」では切ないラブ・ソングと異なるタイプの楽曲を歌いこなしている。

83年に結成された４人組ユニット。表題曲は甘く切ないメロディラインが印象的で耳によくなじみ、工夫を凝らしたコーラスワークもおしゃれに決まっている。カップリングはスローテンポから一転ミディアムに流れ込む変化が気持ちよく、好感度の高いロック・バンドだ。

保育士資格を持ったアーティストが所属するキッズスマイルカンパニーが送り出す、初の女性ヴォーカリスト。愛称は“すなみん”。童謡風のシンプルなメロディ、歌詞と体の動きを連動させたわかりやすい歌詞、かわいらしくリズミックな曲調を揃えた、親子で遊びながら楽しめる楽曲集だ。

鹿児島を拠点にモデルとしても活動を続ける女性シンガーのデビュー盤。非常にダンサブルで快活な冒頭曲から、彼女の持ち味を存分に見せつける。しっとりしたナンバーでは、大人の女性の雰囲気をまとった深い歌声で聴き手を魅了。幅広い歌唱力で充実したポップ・ヴォーカル作品としている。

2015年まではラブリーサマーちゃんも在籍していた男女混合バンドのファースト・フル・アルバム。後任女性ヴォーカリストとしてeurekaが加入しての作品だが、80年代英ネオアコ〜90年代渋谷系〜2000年代アニソン〜2010年代ボカロを一線でつないだような“真ポップ”といったところ。

東京藝大音楽学部作曲科出身の若き音楽家によるファースト。朋友の古川 麦、柴田聡子、Babiといった、すでにポップ・フィールドで活躍している実力者たちをゲストに迎えて風通しの良さを伝えるも、電子音をベースとする曲構造の複雑さにも舌を巻く。エレクトロニカでもポスト・クラシカルでもない純音楽。

『メンズノンノ』のモデルとしても活躍するコダマタイチと、その兄アツシを中心とした５人組によるセカンド・ミニ。キャロルやクールス、浜田省吾に世良公則といった、昭和のロックスターを彷彿とさせるような男臭いロックンロールが、前作よりさらに加速している。懐かしくも新鮮で、思わずうっとり。

４人組のガールズ・ダンス・ヴォーカル・グループの通算３枚目、新メンバー編成としては初のシングル。「F.A.M.E」では従来のEDM路線から新感覚の“ガーリー・ヒップホップ”へと変貌を遂げたサウンドを提示。「Look at Me」は眩く色彩豊かなEDMトラックを軸にしたダンス・チューンだ。

ガールズ・グループ、サンミニの新体制後初となるシングル。これまでのEDM路線からガーリーなヒップホップへと路線変更。くるりやthe HIATUSのコーラスも務めるUCARY、K-POPを手掛けるDaniel Kimを制作に迎えた意欲作だ。