今をときめく世界的若手ピアニストのベスト・コンピレーション・アルバム。世界コンクール優勝、独特のプログラミング、カリスマ性……さまざまなバックグラウンドを持つ7人の気鋭ピアニストによるデビューのきっかけになった曲や代表作をコンパイル。

2024年4月に92歳で急逝したピアニスト、フジコ・ヘミングの晩年4年間の旅路を演奏と共に描いたドキュメンタリー映画のオリジナル・サントラ。彼女の人生とともにあった名曲たちの魂の演奏を収録。MVや「ため息」のライヴ映像を収録したDVD付き。

フィルハーモニクス ウィーン＝ベルリンでも活躍するオーストリアのピアニスト、クリストフ・トラックスラーのソロ・アルバム。シューベルトの「楽興の時」とリストの3作品を収録。表現力豊かなピアノを披露している。

2021年のショパン・コンクール覇者、リウによるウェイブス・シリーズ第2弾。リウらしいフランス音楽へのこだわりのアルバムで、本作はサティを取り上げた。それもグランド・ピアノとアップライト・ピアノを弾き分けたもの。

2024年の復帰後2度目のツアーを前に、新録音と過去の1991年から2015年までのEMI録音によるベスト盤を組み合わせた記念盤。新録音はシューマンの「色とりどりの小品」の初録音だ。久々の新録音を喜びたい。

ショパン・コンクール優勝以来、世界中で引く手あまたのリウによるチャイコフスキー。彼のピアノ独奏曲の中では最もポピュラーな曲で、リウにとってもコンクールの緊張感から抜け出す作品となったようだ。