ニュース

新国立劇場でワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第1日「ワルキューレ」(新制作)が上演

2016/06/22 13:54掲載
はてなブックマークに追加
新国立劇場でワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第1日「ワルキューレ」(新制作)が上演
 飯守泰次郎芸術監督の指揮、ドイツの巨匠ゲッツ・フリードリヒ(Götz Friedrich)演出のプロダクションで昨年スタートし、3年がかりで全4作を上演する東京・渋谷 新国立劇場の大型プロジェクト、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』。2016 / 2017シーズンオペラのオープニング公演として、『指環』の第2作にあたる「ワルキューレ」が10月2日(日)〜18日(火)にかけて上演されます。

 『ニーベルングの指環』は、ドイツ・オペラの巨匠ワーグナーが26年にわたって創りあげたオペラ史上最大級の作品。ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』や北欧神話を題材に、ワーグナー自身が台本を手がけました。全体は、序夜「ラインの黄金」、第1日「ワルキューレ」、第2日「ジークフリート」、第3日「神々の黄昏」の4部から成り、上演に4日間、延べ約15時間を要します。ワーグナーは『指環』の理想的な上演のためにバイロイト祝祭劇場を建て、その地で毎年夏に開催される〈バイロイト音楽祭〉は、ワグネリアン(熱狂的なワーグナーファン)の聖地とされています。新国立劇場では、2001〜2004年、2009〜2010年に『指環』を上演しており、今回は新演出での3度目の上演です。

 「ワルキューレ」は『指環』全4部作のなかでもっとも人気が高い作品。ジークムントとジークリンデの禁断の愛、ヴォータンと愛娘ブリュンヒルデの永遠の別れなどがドラマティックに描かれます。「ワルキューレの騎行」をはじめ、ジークムントの「冬の嵐は過ぎ去り」「ヴォータンの告別」など、コンサートで演奏される機会の多い有名曲が多数含まれるところも聴きどころです。

 悲劇の英雄ジークムントを歌うのは、世界的なヘルデンテノールのステファン・グールド(Stephen Gould)。ジークムント役を舞台で演じるのは初めてとなり、期待が高まります。神々の長ヴォータン役は、今年3月の『サロメ』ヨハナーンの圧倒的な歌唱で聴衆を魅了したグリア・グリムスレイ(Greer Grimsley)。ブリュンヒルデ役は、ワーグナー・ソプラノとして第一線で活躍するイレーネ・テオリン(Iréne Theorin)です。また、ジークリンデ役に期待の若手ジョゼフィーネ・ウェーバー(Josefine Weber)が、そしてフリッカ役には新国立劇場でもおなじみのエレナ・ツィトコーワ(Elena Zhidkova)が迎えられます。

2016 / 2016シーズン オープニング公演
リヒャルト・ワーグナー: 楽劇『ニーベルングの指環』第1日
「ワルキューレ」(新制作)

東京 渋谷 新国立劇場 オペラパレス
全3幕(ドイツ語上演 / 字幕付)
2016年10月2日(日)14:00〜
2016年10月5日(水)17:00〜
2016年10月8日(土)14:00〜
2016年10月12日(水)14:00〜
2016年10月15日(土)14:00〜
2016年10月18日(火)17:00〜
www.nntt.jac.go.jp/opera/walkure/index.html
オール・ジャンル 最新ニュース
 
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ノリとヴァイブスだけで作った音楽を“ヒップホップ”としてパッケージ化する GRADIS NICE & YOUNG MAS(Febb)[インタビュー] 密接な関係性ありきの音楽 MIKUMARI×OWL BEATS『FINEMALT NO.7』
[インタビュー] (想像以上に)挙動不審!? 廣瀬真理子が総勢22人の“ドリアンな奴ら”を率いてアルバムをリリース[インタビュー] 「知らない土地で出会う風景や人から音楽が生まれる」 ――ピアニスト、ジェイコブ・コーラーが描くシネマティックな世界
[インタビュー] 上原ひろみが驚異のハープ奏者エドマール・カスタネーダとのデュオ・プロジェクトを始動[インタビュー] “いいっすよ”から17年――サイプレス上野とロベルト吉野、ミニ・アルバム『大海賊』でメジャー・デビュー
[インタビュー] “今この時”を、考える――中村雅俊が「どこへ時が流れても / まだ僕にできることがあるだろう」に込めた同世代へのメッセージ[インタビュー] “何があっても”楽しく生きるんだという覚悟 真心ブラザーズ『FLOW ON THE CLOUD』
[インタビュー] サクソフォン四重奏を知らないかたにも素晴らしさを伝えたい――The Rev Saxophone Quartetが追求する伝統とオリジナリティ[インタビュー] ヒグチアイが目指す歌は、おしゃれじゃないけど“大切にしてきたもの”
[インタビュー] 若いリスナーにも良い音楽を届けたい――MASATOとMinnesotahが語る『KANDYTOWN LIFE presents “Land of 1000 Classics”』[インタビュー] Less Than TV25周年 大石規湖監督が記録した“ある家族”の日常、ドキュメンタリー映画「MOTHER FUCKER」
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015