アーカイブ
ジャズ
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
チャーリー・ハンター
ジャズのフレージングをナスティなロック・サウンドで8弦ギターにファズを繋ぎ挑んだ新領域
（CDジャーナル2006年06月号掲載）
ソロ、デュエット、カルテット、クインテット──さまざまな編成に挑戦し続けるのが、デビューから一貫したチャーリー・ハンターの特徴だ。 「それぞれの編成には意味がある。バンド編成によって自分の役割の比率が変わるんだよ。曲はそ……全文を読む»
秋田慎治
大事なのは理論より音楽そのもの＼ピアノに専念した真摯な初リーダー作
（CDジャーナル2006年06月号掲載）
大阪、NY、東京と拠点を移しながら数多くのアーティストをサポート。ここ1〜2年はTOKU、日野賢二、小沼ようすけらと組んだユニット、TKYでの活動や畠山美由紀のプロデュースなどで名を高めるピアノ&キーボード奏者/作編曲家の……全文を読む»
ティル・ブレナー
バラード主体、メランコリックなムード漂う欧州調ウエスト・コースト・ジャズ
（CDジャーナル2006年05月号掲載）
昨年、マーク・マーフィーの『ワンス・トゥ・エヴリー・ハート』をプロデュース。今年1月のマークの来日公演に同行したトランペッター兼ヴォーカリスト、ティル・ブレナー。約2年ぶりの新作『オセアーナ』は、初のロサンゼ……全文を読む»
ファット・ファンクション
居心地のいいインディ・レーベルだからこそ純粋に追求できる自分たちの音楽
（CDジャーナル2006年05月号掲載）
引き締まったリズムと切れ味鋭いホーンが魅力のファンク・バンド、ファット・ファンクションが来日。腰から体を動かさずにはいられない音楽とパーティ感覚あふれるステージングは見事だった。 バンドの中心メンバーはティム・フ……全文を読む»
秋吉敏子
オーケストラを解散し迎えた音楽生活60周年自らの曲をピアニストの視点で見つめなおす
（CDジャーナル2006年04月号掲載）
秋吉敏子がジャズの世界に入って、今年で60周年を迎える。2003年にオーケストラを解散したが、相変わらずソロ・ピアニストとして、スモール・グループのリーダーとして精力的に活動を展開している。 「オーケストラを……全文を読む»
ボブ・ジェイムス（p ／ Jazz）
フュージョンの先駆者が上海へ即興演奏を介し交わるアジア音楽とジャズ
（CDジャーナル2006年04月号掲載）
70年代のCTI時代から、内容豊かで聴き心地のよいジャズ・フュージョンの先駆者のひとりとして活躍してきたボブ・ジェームスが、中国の伝統楽器を演奏する上海音楽学校の若いミュージシャンたちとのコラボレーション作品『エンジ……全文を読む»
ベイ・シュー
NYで歌うことを選んだチャイニーズ・ビューティーがデビュー
（CDジャーナル2006年04月号掲載）
10年前に、中国から交換留学生として米国に渡ったのが、運のツキだった。ジャズに恋をしてしまったのだ。ジャズ・ヴォーカルのCDを買ってきて、部屋で聴いていたら、グッと胸にせまってくるものがあった。それからは、……全文を読む»
槙みちる
元アイドル歌手がバック・イン・タウン！フランク・シナトラに捧げる本格的ジャズ・ヴォーカル作品
（CDジャーナル2006年04月号掲載）
�� 槇みちるという歌手をご存じ? と尋ねても、若い人にはわからないだろう。なにしろ65年にデビューしたアイドル歌手だから。ヒット曲は66年の「若いってすばらしい」(安井かずみ作詞・宮川泰作曲)。70年にアイドル歌手を卒業、スタジ……全文を読む»
五十嵐一生
“水”をコンセプトに自在に切り貼り確信とともに強くなった音楽
（CDジャーナル2006年03月号掲載）
ニュー・アルバム『FREE DROPS』は、97年の『サマーズ・オルモスト・ゴーン』以来約9年ぶり。その途中でちょっとした事件を起こしたものだから、ひとまず「お帰りなさい」と言うと、「別に外出してたつもりはな……全文を読む»
セサール・ロペス
キューバ人として見た世界演奏に込められた異国文化への想い
（CDジャーナル2006年03月号掲載）
英才教育で突出した音楽の才能を続々と輩出するキューバ。サックス奏者セサール・ロペスも幼い頃から音楽の道に進み、ラテン・ジャズを代表するピアニストのチューチョ・バルデスに認められ彼の率いるバンド、イラケレに9年間在籍。……全文を読む»
noon
愛すべき人間くささを出した初セルフ・プロデュース作
（CDジャーナル2006年03月号掲載）
“午後のティー・タイム”のイメージにぴったりハマるジャズ・シンガー、noon。シンプルでオーガニック、そしてチョットまったりした雰囲気。彼女はそのなかで凛とした歌声を響かせる。でもこの3作目『Smilin'』では……全文を読む»
オースティン・ペラルタ
「ジャズが一番しっくりくる音楽なんだ」15歳の少年ピアニスト、デビュー
（CDジャーナル2006年03月号掲載）
ナント! 15歳のジャズ・ピアニストがデビューする。カリフォルニアの美少年オースティン・ペラルタは、1990年10月25日生まれ。ベースのロン・カーター、ドラムのビリー・キルソンを迎えて、デビュー・アルバム『処女航……全文を読む»
アルヴェ・ヘンリクセン
これはジャズなのか？ユーモアとペーソスあふれる歌うトランペット
（CDジャーナル2006年02月号掲載）
「僕は毎回、新しいことにチャレンジしたい。いつもエッジな場所にいて、尖っていたい」 こう語るのはノルウェー出身のトランペッター、ヴォイス・アーティストであるアルヴェ・ヘンリクセン。スーパーサイレントの……全文を読む»
渋さ知らズ
初めてのベスト盤が伝える結成17年目の充実ぶり
（CDジャーナル2006年02月号掲載）
ジャズのなんでもアリの発想や技量を糧とする多大な起爆力や訴求力を持つ大型バンドとして、またくみだした野心や茶目っ気あるミュージシャン/パフォーマーのサンクチュアリとして、我が道を進んできたのが不破大輔率いる渋さ知らズ(以下、渋さ……全文を読む»
モティーフ
このメンバーで、この楽器でノルウェーから届いたジャズの可能性
（CDジャーナル2006年02月号掲載）
“ビックリする大爆発から繊細なバラードまでを、テレパシーにもっとも近い形でオーディエンスに届ける”ことをモットーに、目覚ましい躍進を続けるノルウェーのジャズ・グループ、モティーフ。99年に結成され、これまでアルバム『モティー……全文を読む»
松永貴志
作曲は、創作でなく即興＼10代最後の演奏を100パーセント残す
（CDジャーナル2006年02月号掲載）
松永貴志は今年1月27日で20歳だが、その前に昨秋、4枚目のアルバム『無機質オレンジ』を録音した。10代最後のアルバムであり、本人もそのことを強く意識している。 「前作『TODAY』はレコーディング・ツアー、今回はツア……全文を読む»
ジュリアン・ルロ
レーベルとの自由な関係が生んだ過激で毒々しく、センチメンタルな復帰第２作
（CDジャーナル2006年01月号掲載）
70年生まれのテナー/ソプラノ・サックス奏者。フランス・ジャズ界の大御所ベーシスト、アンリ・テキシエ(2004年秋に“ストラーダ・トリオ”を率いて来日)のグループで頭角を現し、90年代半ばからソロ活動を開始。クラブ……全文を読む»
スイート・ジャズ・トリオ
抑えることを学び、間に語らせる表情豊かな音世界
（CDジャーナル2006年01月号掲載）
聴いているとまったく過不足を感じないのに、ライヴの舞台を観ると「あれっ?」。そうと知らないと、メンバーの誰かが遅刻したのかと思うかもしれない。コルネット(ラッセ・トゥーンクヴィスト)、ギター(マッツ・ラーション)、……全文を読む»
渋谷毅
デューク・エリントンの“いいかげんさ”をエッセンスに
（CDジャーナル2006年01月号掲載）
渋谷毅の代表作となった『エッセンシャル・エリントン』の続編が6年ぶりに登場である。同アルバム制作後、参加メンバーとともにバンドを結成、ライヴ・バンドとして活動が継続されたが、その成果がこの第2弾というわけだ。 「このバンドはライ……全文を読む»
リチャード・ボナ
アフリカ魂はじける普遍的な宝
（CDジャーナル2005年12月号掲載）
世界中のミュージシャンから共演のオファーがひっきりなしに舞い込むそうだ。最新作『ティキ』を発表した、アフリカ・カメルーン生まれの凄腕ベーシストで、シンガーでもあるリチャード・ボナ。現在はニューヨークを拠点に……全文を読む»
グラント・スチュワート
クラシカルなジャズを聴いて育まれた正統派スタイル
（CDジャーナル2005年12月号掲載）
グラント・スチュワートはカナダ、トロント出身。現在34歳。90年代以降、ニューヨークを中心に活動中。日本のファンにはライアン・カイザーのアルバム、およびカイザーとの来日公演でおなじみだ。10月に発売されたリーダー……全文を読む»
ケイコ・リー
10年を経てゆとり生まれたビター・スウィート・ヴォイス
（CDジャーナル2005年12月号掲載）
95年のアルバム・デビューから10年。毎年コンスタントに作品を世におくり出してきたケイコ・リーが、早くも2枚目のベスト・アルバム『ヴォイセズ・アゲイン』を発表した。その意欲的なペースに、誰もが舌を巻くのではないだ……全文を読む»
上原ひろみ
ステージから客席を巻き込むスリー・ピース・オーケストラの波紋
（CDジャーナル2005年11月号掲載）
ニューヨーク在住、世界的な活躍を繰り広げているジャズ・ピアニスト、上原ひろみがサード・アルバム『スパイラル』を発表した。約2年間活動しているレギュラー・トリオでの録音だ。上原は新作のコンセプトを“スリー・ピース……全文を読む»
ザ・バッド・プラス
三者三様の音楽背景を生かす三位一体トリオ
（CDジャーナル2005年11月号掲載）
使用しているのは何の変哲もないアコースティック楽器だし、編成もジャズの世界では古典的とも言えるピアノ、ベース、ドラムというトリオ形態。にも関わらず、ザ・バッド・プラスは過去のどのピアノ・トリオとも似て非なる音……全文を読む»
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