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音楽書架 インタビュー：全ジャンル 新着順
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
五十嵐はるみ
スピリチュアルな響きも獲得した独特のコケティッシュ・ヴォイス
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
昨年のデビュー作『SOMETHING』で大きな注目を浴びたのが五十嵐はるみだ。注目を浴びた最大の要因は“エンジェル・ヴォイス”と呼ばれる独特の歌声にある。ちょっとキュートでコケティッシュな彼女のヴォーカルは、それを下品にするとカマトトっ……全文を読む»
カウント・ベイシー・オーケストラ
ベイシー楽団に蓄積された資産を再生するだけでなく活用する時なんだ
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
バンド・リーダーに中期メンバーのグローヴァー・ミッチェル、そして、ドラムスに同じく中期のブッチ・マイルスが戻ってから、ジャズ・ビッグバンド界の至宝カウント・ベイシー・オーケストラが活力を取り戻した、と評判だ……全文を読む»
渡辺玲子
もっと自由でロマンティックに……これが今の自分が感じるバッハです
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
超絶的な技巧と玲瓏としたセンスで、スタンダード・レパートリーはもとより、コルンゴルト、シェーンベルク、R.シュトラウス、ブリテン、ワイルなどの協奏作品をステージで取り上げ、聴衆に常に強いインパクトを与えてくれる渡辺玲子。彼……全文を読む»
加羽沢美濃
ピアノとホールの条件が整うと普段できないことができてしまう
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
ボーダーレスな彼女の音楽性は、純粋なクラシックではないかもしれない。「コンポーザー・ピアニストって自称してるんですけど、私がクラシックの作品を演奏することは考えられません。小さいころから、ある曲を聴いた時に、誰……全文を読む»
アンサンブル・プラネタ
透明感のある声で４声のア・カペラに挑むヴォーカル・ユニット
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
ア・カペラがブームになっているが、女声4人だけで、しかも全員ソプラノという珍しいグループがデビューする。“アンサンブル・プラネタ”というのがその名前。プロデューサーの岸健二郎氏が長年温めていたコンセプトを基に、……全文を読む»
エルヴァ（歌手 ／ 蕭亜軒 ／ TWN ／ 1979）
台湾で人気爆発中の女性歌手が日本デビュー
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
�兇い淆耋僂任い舛个鷽裕い僚�性歌手といえばエルヴァ。人口2、000万人の台湾で3枚のアルバムが合計約300万枚売れているそうだから、はんぱな数字ではない。その彼女が日本でもアルバム『エルヴァ ファースト』でデビューした。子供……全文を読む»
坂本龍一
チェロでブラジル音楽に新鮮なアプローチをもたらす
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
たとえその名は意識していなくても、カエターノ・ヴェローゾの90年代以降の作品や、ブラジル映画『セントラル・ステーション』のサントラを耳にしていれば、この人が手掛けた繊細な編曲や、自ら演奏するチェロの深みのある音色に……全文を読む»
クラムボン
ドラマチックに制作が進んだ生まれ変わったクラムボンのバラエティ豊かな新作
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
クラムボンは逡巡していた。ぐずぐずしていた。曖昧だった。原田郁子によればこうだ。「ファースト・アルバムは、どうしてクラムボンというバンドがここにいるのかっていう“宣言”だったんですよ。専門学校のクラス……全文を読む»
ミナコ
名だたる実力派がバックを固めた新しいタイプの女性ヴォーカリストの衝撃的なデビュー・アルバム
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
編集部よりインタビューを依頼された際のミナコの簡単なインフォメーションは、“エンジニアがロジャー・ニコルスで、ドン・グルーシンなどが参加した、いきなりアルバムでデビューする女性シンガー・ソングライター”というもの。そこでサ……全文を読む»
安東ウメ子
新しい試みを交えてアイヌの伝統を伝える
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
北海道十勝にある安東ウメ子の家では、台所から居間、テレビのそば、至るところにムックリが置いてあるのだそうだ。ムックリとは、アイヌ民族伝来の口琴のこと。長さ15cm、厚さ2mmほどの竹べら(真ん中に舌状に弁をくり抜いて……全文を読む»
ジョシュア・レッドマン
ミスさえも楽しんでしまう即興のエキスパートたちが開く新しい音楽の扉
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
今年初めにリリースされたジョシュア・レッドマンの新作『パッセージ・オブ・タイム』は、その前のアルバム『ビヨンド』とまったく同じメンバーで録音され、さらにこの夏のブルーノート東京でも、ジョシュアは、このグループでス……全文を読む»
カート・エリング
斑尾ジャズ祭の観客の心に日本固有の美を感じた男性ジャズ・ヴォーカルの逸材
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
カート・エリングが出現したとき、メル・トーメやマーク・マーフィーの系譜を継承し、正統的に発展させる待望の新鋭に、やっと巡り会えた安堵感に似た喜びを覚えたことが思いだされる。6年前の95年、彼のデビ……全文を読む»
ジュリアーノ・カルミニョーラ
バロック時代の演奏には感動があったのですよ！
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
最近ソニー・レーベルに、「四季」のほか、ヴィヴァルディの“世界初録音”のヴァイオリン協奏曲をいくつも録音して話題となっているジュリアーノ・カルミニョーラ。9月にはマルコン/ヴェニス・バロック・オーケストラとともに初来日し、記念……全文を読む»
マリオネット（湯淺隆 ／ 吉田剛士）
生の血が通った架空の国の民族音楽を奏でるアコースティック・デュオ
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
「だいたいポルトガル・ギターなんてローカルな楽器を、日本人が好きこのんで使いこなすこと自体ヘンテコでしょう? そこをどうつじつま合わせるか、僕らはそのために格闘している」(湯淺)そう、この大型フラット・マンドリン……全文を読む»
かの香織
自分自身の“深いところ”を探求。悲しみを中心に描かれたアルバム
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
「“楽しい”とか“うれしい”を自分で作るものだとすると、“悲しみ”の感情って、もともと自分のなかにあるものじゃないですか。私自身も、悲しいなって思うことがすごく多くて。テレビを観ててもそうだし、普通に街を歩いてても、……全文を読む»
ショーロ・クラブ
リオ録音の新作と大胆なリミックス盤で大人の余裕と遊び心を伝える三人組の“オーガニック・ミュージック”
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
ショーロは、19世紀のヨーロッパの舞踊音楽ポルカがブラジルへ渡り、アフリカのリズムと融合して土着化した大衆音楽。このショーロがこのバンドのベースにあることは間違いないのだが、「看板に偽りありですね」と、若干の照れを含みつつ語るのが……全文を読む»
ラルゴ
新しいけれど、懐かしい“大人のための音楽”を届ける新感覚ユニット
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
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テレサ・ブライト
わたしたちが歌えばみんなハワイの音楽になる
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
日本における最近のアイランド・ミュージック事情。日々、刺々しくなりがちな生活ストレスを和らげてくれる、穏やかで優しいサウンドへの傾倒とともに、静かに拡がりつつあるのがその需要ではないだろうか。たとえば、ハワイ……全文を読む»
オジー・オズボーン
どんな曲を歌おうと私は私……“メタルの帝王”の６年ぶりの新作
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
引退宣言とその撤回。伝説のブラック・サバス再結成に再々結成。自ら主宰する一大ヘヴィ・ロック・フェス、“オズフェスト”の年々エスカレートするばかりの盛況ぶり……。そんなこんなで、決して長い“不在”を感じさせるこ……全文を読む»
コチャニ・オーケスター
ジプシー音楽をやっているだけというごくまっとうなプライド
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
あまりに美味しい異臭がむんむん。サックス、チューバ、トランペット、クラリネット、アコーディオン、太鼓が気ままに重なりうねりだす。えも言われぬ、滋味があふれだす。9月初めに行なわれた“ジプシー・サマー20……全文を読む»
渡辺貞夫
音楽活動50年を経てもなお練習に邁進する“チャンピオン”
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
今年、音楽生活50周年を迎えた渡辺貞夫のアニヴァーサリーCDが発売になる。彼の現在の所属レコード会社はヴァーヴ(ユニバーサル)なのだが、この2枚組のCDには78年に空前のヒットとなった「カリフォルニア・シャワー」や「オレンジ・……全文を読む»
栗山和樹
現代音楽から劇伴までこなす新進気鋭の作曲家の今
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
冒頭からゾクゾクするような鮮烈な音楽で始まる今年のNHK大河ドラマ『北条時宗』。すこぶるインパクトの強いこの音楽を書いた栗山和樹は、映画やドラマのいわゆる劇伴はもとより、コンピュータを導入した現代音楽や、山下洋輔のジャズ……全文を読む»
中島みゆき
ひと頃よりもやりやすくなりましたね。何でもありって雰囲気になってきました、音楽業界全体が……
（CDジャーナル2001年10月号掲載）
NHKの『プロジェクトX』で流れている「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が、まるで演歌のように13ヵ月以上もチャート・インし続けている中島みゆき。レコード店と縁遠かった中高年のお父さん層の足をレコード店に向かわせ、彼……全文を読む»
オル・ダラ
“ご近所さん”の音楽を自然にミクスチャー
（CDジャーナル2001年10月号掲載）
オル・ダラの音楽を一言で説明するのは難しい。合衆国深南部のカントリー・ブルースであると同時に、アフリカ音楽のニュアンスを強く感じさせるかと思えば、同じフランス文化の影響を色濃くうかがわせるルイジアナとハイチ、二つの音……全文を読む»
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