翔と川戸昌和によるユニットのセカンド・シングル。表題曲は豊かなハーモニーが印象的なハートフルなロック・ソング。ふつふつと勇気とパワーが湧いてくる楽曲だ。カップリングは、かの名曲「男の勲章」。パワフルなアレンジ、そしてオリジナル・ヴォーカルに貫禄を感じてならない。

楽器店関係のイベントやギター教室なども主宰している若手ギタリスト、阿部 学のインスト・ソロ・アルバム。きれいなトーン・コントロールでフュージョン風からハード・ロックまでレンジは広い。基本がプログラミング主体だが、なかにはブギ仕立ての曲もあり。

自らの哲学の探求の結果を電子音楽、デジタル映像作品として発信する織田理史(理央)の２曲入りＣＤ。「Apocalypse」は、ブルックナーの交響曲８番の音源を解体、変調し、電子音とともに劇的に再構築。「Le piano pour lui-meme」は、ピアノの音だけで構成され、深遠なる音世界が広がる。

札幌を拠点に活動するアイドル“Teamくれれっ娘！”の女子大生メンバー二人による派生ユニットのシングル。解放的な明るさと切なさが共存するキャッチーなメロディ、カラフルなアレンジ、儚い歌声がベスト・マッチ。ジャケットも含めて、甘酸っぱく清々しい、愛情あふれる仕上がりだ。

都内を中心に活動する22歳の男性シンガー・ソングライター、２枚目のアルバム。表題曲は、明け方、不思議と冴えてくる頭で“君”について思いをめぐらせる歌。冒頭のつぶやくような歌い方から、サビに向けて明瞭になっていくさまは、まさに“眠れぬ夜”を過ごした思考を辿るようだ。

“荒廃した2033年から送り込まれた音楽型近未来アンドロイド”をテーマとするソロ・ユニットのセカンド・アルバム。エレクトロ・ダンス・ビートとラウド・ロックをミックスし、ストーリー性に富んだ退廃的な歌詞世界を歌い上げるという、フューチャリスティックな唯一無二のスタイルはフレッシュさの極み。

若き日のカナダでの音楽修行を経て、現在は大阪在住のブルース／ファンク・ギタリストの初ソロ作。心地よくレイド・バックしたファンク、ブルース、ジャズ調のインスト集で、メロディアスでキレのいいプレイが冴えわたる。加山雄三のカヴァー「まだ見ぬ恋人」のとろけるような指使いにうっとり。

女性SSW、kurumi rutileのアルバム。ヨーロッパの中世後期に教会などで盛んに使われたというサクバット(トロンボーンの祖先)のアンサンブルをフィーチャーしたという目新しさに惹かれる。その柔らかい音色は何とも言えない魅力があり、ハンマー・ダルシマーなども美しく響く。

2019年2月4日リリースのベスト・アルバム。「どうしようか？」「ワガママ」「DANCE DANCE DANCE」「Playing With Fire」「花cherie」「トリコ」などのシングル表題曲のほか、新曲も収めている。

ソロ活動5周年を迎えたNissy(西島隆弘)のベスト・アルバム。ノリの良いファンク・チューン「どうしようか？」、スムーズな転調が心地よい「ワガママ」など、クオリティの高いポップ・ソング全29曲をＣＤ２枚組に収録。伸びやかで優しいヴォーカルが心地よい。ＭＶなどを収めたBlu-ray２枚組も付属。

2019年2月4日リリースのベスト・アルバム。「どうしようか？」「ワガママ」「DANCE DANCE DANCE」「Playing With Fire」「花cherie」「トリコ」などのシングル表題曲のほか、新曲も収めている。

2019年2月4日リリースのベスト・アルバム。「どうしようか？」「ワガママ」「DANCE DANCE DANCE」「Playing With Fire」「花cherie」「トリコ」などのシングル表題曲のほか、新曲も収めている。

2019年2月4日リリースのベスト・アルバム。「どうしようか？」「ワガママ」「DANCE DANCE DANCE」「Playing With Fire」「花cherie」「トリコ」などのシングル表題曲のほか、新曲も収めている。

動画サイトで話題のミュージシャン＆シティポップ芸人。X JAPANの「紅」やラッツ＆スターの「め組のひと」など名曲カヴァーが収められ、一人多重録音によるコーラスやハーモニーによりハイセンスな楽曲に仕上がっている。また書き下ろしのオリジナルも味わい深く、個性豊かな一枚だ。

“女子高生アヴァンギャルドアイドル＆ノイズミュージシャン”沖縄電子少女彩の双子の妹で雲南省出身だという中華電子少女彩によるデビューCD-R。中華歌謡、エレクトロ、ノイズが入り乱れたサウンドに、美しくも儚いメロディを乗せたインスト「大王」、ディック・リー「wo wo ni ni」のカヴァーほかを収録。

tempalayのメンバーとして、またモデルやラジオなどでも活躍中のAAAMYYYのファースト・アルバム。自身でも作曲をしたりトラックを制作したりする彼女が、その才気を見せつけた力作だが、予想以上に落ち着いた雰囲気のテクノ・ファンク〜エレ・ポップを聴かせてくれる。