大英博物館グレート・コート、ミレニアム・ブリッジ、スイス・リ本社(通称“ガーキン”)、ロンドン市庁舎、最近ではアップルの新社屋(Apple Campus2 Project)を手掛けることでも話題を呼ぶなど、その活躍はイギリス国内に留まらず、世界中で多くのプロジェクトを手がけ、国際的な評価を受けている建築家ノーマン・フォスターの姿を追ったドキュメンタリー映画『フォスター卿の建築術』が2014年1月3日(金)より東京・渋谷「アップリンク」などにて公開。
78歳となった現在もノートと鉛筆を携え、世界を飛び回っている“モダニズムのモーツァルト”ことノーマン・フォスター。モダニズム全盛のアメリカで建築を学んだ後、設計事務所を設立。鉄とガラスを多用し構造体を外部に露出させたハイテク建築で独自のスタイルを確立し御三家(リチャード・ロジャース、レンゾ・ピアノ)の一人として世界に名を広め、エリザベス女王より貴族爵位を与えられるなど、70年代から建築界の最前線を走り続けているその業績は広く知られています。
『フォスター卿の建築術』は、生い立ちから現在の仕事風景、バックミンスター・フラーとの会話、リチャード・ロジャースやリチャード・ロング、蔡國強、
ボノ(
U2)へのインタビュー、そして数多くの建築作品を通し、フォスターのデザイン哲学に迫るドキュメンタリー。ぜひ注目を。