フジテレビの長寿番組「MUSIC FAIR」と言えば、古くは越路吹雪にはじまり、南田洋子、古手川祐子、そして現在の鈴木杏樹に至るまで、歴代司会者の顔ぶれをとっても、何ともアーバンな色気に支えられ、“二十歳を過ぎたらミュージック・フェア”ってな具合に、大人のための音楽番組として愛され続けていますよね！　これまで番組ならではの企画力で、様々な夢の共演を生んでくれましたが、2004年、新たな感動が生まれる予感です！

　この「MUSIC FAIR 21」、何と40周年を迎え、今年は様々な企画があるようで、新春第一発は、ファンならすでにご存知の通り、26年振りにユーミンが出演する事で話題を集めている3週連続の“松任谷由実大特集”！！　ユーミンの方も昨年、衝撃的なジャケットが鮮烈だったセルフカバーアルバム『FACES』(写真)で、一つの節目を迎えただけに今回の特集、とてつもなく豪華になっています！　何とパティ・オースティンとピーボ・ブライソンとリタ・クーリッジが出演するのです！

　彼等が登場するのは第2週目（1月17日）に放送される“海外カバーアーティスト特集”。ご存知の通り、昨年発売されたトリビュート・コンピレーション『OVER THE SKY〜Yuming International Cover Album』に収録された楽曲を、それぞれ歌うようです。

「卒業写真」／リタ・クーリッジ
「朝日の中で微笑んで」／パティ・オースティン
「霧雨で見えない」／ピーボ・ブライソン

　とてもAORという範疇だけに収まらないキャリアと魅力を備えている大シンガー達だけに(ユーミン同様)、テレビで歌う姿を拝めるとは何とも貴重で素晴らしいニュースでは？　ちなみにこの日はユーミンが名曲「やさしさに包まれたなら」を歌唱するようですよ！(荒井由実とデュエットするかどうかは不明・・・。)

　そして3週目(1月24日)は“国内カバーアーティスト特集”として浜崎あゆみ(VTR)、ゴスペラーズ、キリンジの堀込泰行、畠山美由紀、ハナレグミ他いろいろ出ます！　こちらも必見ですぞ！