ボーイジーニアスやルーシー・ダッカスのプロデュースも手掛けた、米ロサンゼルス拠点のマルチインストゥルメンタリスト / 作曲家 / プロデューサーであるMelina Duterteのプロジェクト“ジェイ・ソム”(Jay Som)が、 新曲「Cards On The Table」をリリース。同曲は、 10月10日(金)に「Lucky Number」よりリリースされるニュー・アルバム『Belong』からの2曲のシングルとなります。
「Cards On The Table」は、魅惑的な電子音の装飾、柔らかなフック、ミニ・トゥリーズのLexi Vegaも追加パフォーマンスで迎えた歪んだヴォーカルを、幾何学的に組み合わされたドラムマシンとシンセの上にのせた、繊細で心打つエレクトロニックポップ作。アルバムのリード・シングル「Float (feat. Jim Adkins)」および、それに連動するリリース「A Million Reasons Why」に続く作品です。
Duterteは楽曲について「『Cards On The Table』は、『Belong』の中で私が一番好きな曲です!友情の性質が移り変わること、そしてお互いを誤解してしまったときに、プラトニックな関係においてどれほど衝撃的な衝突が起こりうるかを歌っています。こうした状況に向き合うことは、誰にとっても共通の経験だと思います。まるで人が絶え間なく出入りする終わりのないサイクルのように感じられますが、それは最終的に自己発見と成長へとつながっていきます」と語っています。
ニュー・アルバム『Belong』は、ジェイ・ソムとしては約6年ぶりのアルバム。Duterteは、2019年に高い評価を受けた2ndアルバム『Anak Ko』を発表して以降、Duterteはプロダクションとオーディオエンジニアリングへの情熱を育んできました。その成果として、グラミー賞を受賞したボーイジーニアスのアルバム『the record』、ルーシー・ダッカスの最新作『Forever Is A Feeling』をはじめ、数多くのインディ作品でプロデュースを担当。また、ボーイジーニアスのツアーバンドメンバーとしても活動し、トロイ・シヴァンやビーバドゥービーとノー・ロームのコラボレーションに参加、映画『I Saw the TV Glow』のサウンドトラックにも貢献するなど、ジェイ・ソムとしては活動を休止していたものの、Duterte自身はこれまで以上に多忙な日々を送ってきました。
Duterteはサンフランシスコ近郊で育ち、10代の頃は2000年代初頭のポップパンクやエモのヒット曲をラジオで覚え、『The O.C.』のサウンドトラック(イモージェン・ヒープ、ブロック・パーティ、デス・キャブ・フォー・キューティーなど)にも大きな影響を受けました。そのすべてが衝突し融合したサウンドは、リード・シングル「Float(feat. Jim Adkins)」において最初に形となっています。
[収録曲] 01. Cards On The Table 02. Float (feat. Jim Adkins) 03. What You Need 04. Appointments 05. Drop A 06. Past Lives (feat. Hayley Williams) 07. D.H. 08. Casino Stars 09. Meander/Sprouting Wings 10. A Million Reasons Why 11. Want It All