2004/01/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
最近日本でも、レーベルの枠を取り払った、様々な切り口にて制作されたコンピレーション・アルバムがいろいろとリリースされ始めてきましたが、そういった作品を昔から数多くリリースしているUKにて、なかなか興味深いコンピレーション・アルバムが先日12日にリリースされたので、少々遅くなりましたが、本日はその作品についてご紹介を。
『Best of Acoustic』という名でリリースされた今作は、その名から想像するような“アコースティック・アルバム集”と言うよりは、むしろスローテンポ、およびミディアム・テンポの楽曲を集めた作品と言えるもので、全40曲とかなりボリューム感一杯の収録内容にも魅力感じる作品。また収録されている内容も、
オアシス、
レディオヘッド、
ステレオフォニックス、
トラヴィスといった最近のバンドから、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、
ボブ・ディラン、
サイモン&ガーファンクル、
ザ・バーズなどといったロック・クラシックスなバンドまで、じつに様々なアーティストたちの楽曲が収録されているので、そういった意味でも注目な作品と言えるのでは? リリース元の“echo”レーベルも
今作の特別サイトをオープンし、そこで収録曲の試聴を一部行なっているなど、かなり力を入れているみたいなので、皆さんも要チェックをしてみてはいかがか? なお、その気になる収録曲は下記のとおりです。
ディスク1:
(01) David Gray「Dead In The Water」
(02) Travis「Why Does It Always Rain On Me?」
(03) Dido「Thank You」
(04) Stereophonics「Maybe Tomorrow」
(05) Badly Drawn Boy「Something To Talk About」
(06) Everything But The Girl「Missing」
(07) Oasis「Little By Little」(写真は収録作『ヒーザン・ケミストリー』)
(08) Leonard Cohen「Lover, Lover, Lover」
(09) Radiohead「Karma Police」
(10) Aqualung「Strange & Beautiful」
(11) Jamie Cullum「High & Dry」
(12) Nick Drake「Northern Sky」
(13) Morcheeba「Over & Over」
(14) The Stands「I Need You」
(15) Damien Rice「Cannonball」
(16) Velvet Underground「Jesus」
(17) Feeder「Just The Way I’m Feeling」
(18) Nickelback「How You Remind Me (Acoustic)」
(19) Kate Melua「The Closest Thing To Crazy」
(20) I Am Kloot「Same Deep Water」
ディスク2:
(01) Eva Cassidy「Fields Of Gold」
(02) Bob Dylan「Just Like A Woman」
(03) Simon & Garfunkel「Sound Of Silence」
(04) Paul Weller「You Do Something To Me (Live)」
(05) Nilsson「Everybody's Talkin'」
(06) Suzanne Vega「Marlene On The Wall」
(07) Moloko「Time Is Now」
(08) Royksopp「Sparks」
(09) The Byrds「Mr Tambourine Man」
(10) Joan Armatrading「Love & Affection」
(11) Elbow「Fugitive Motel」
(12) Nitin Sawhney「Falling」
(13) Rickie Lee Jones「Ugly Man」
(14) Regina Gilberto「Don’t Know Why」
(15) Grandaddy「I’m On Standby」
(16) Jean Jacques Smoothie「Love & Evil (Explorer Mix)」
(17) Babybird「Firflies」
(18) Alison Krauss「The Lucky One」
(19) Headway「Without A Word」
(20) Bebel Gilberto「Samba De Banca」