2004年、パリ国立高等音楽院の卒業生により結成されたフランスの音楽界を担う気鋭のカルテットであるヴォーチェ弦楽四重奏団(Le Quatuor Voce)。メンバーは、サラ・ダイヤン(Sarah Dayan、vn)セシル・ルーバン(Cecile Roubin、vn)ギヨーム・ベケール(Guillaume Becker、va)リディア・シェレー(Lydia Shelley、vc)です。2006年にジュネーヴ国際音楽コンクール最高位を受賞したことを皮切りに、ロンドンやボルドーなどの数々の国際コンクールで入賞を果たし、着実にキャリアを積み重ねています。そんなヴォーチェ弦楽四重奏団日本ツアー2014が、11月23日(日)〜12月9日(火)にかけて開催! じつに4年ぶりとなる来日公演で、東京や大阪をはじめ、全国13ヵ所で演奏します。公演日程などの詳細は、テレビマンユニオンのウェブサイト(
www.tvumd.com/artist/detail/?artist_code=voce_q)にてご確認いただけます。
今回の来日公演のプログラムは、
ベートーヴェンをはじめ、
シューベルトや
モーツァルトを中心とした弦楽四重奏の珠玉の名曲揃いです。さらに、同じくジュネーヴ国際音楽コンクールの優勝者、萩原麻未を迎えての
フランクや
ドヴォルザークのピアノ五重奏曲、またパリ国立高等音楽院の先輩にあたる
横川晴児とのブラームスのクラリネット五重奏曲なども披露されます。また演奏会にくわえ、11月27日(木)にはヴォーチェ弦楽四重奏団による公開マスタークラスも予定されています。
数々の国際コンクールでの華々しい受賞暦にくわえ、ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)により、2013〜2014年シーズンのライジング・スターに選ばれ、近年めざましい活躍を遂げるヴォーチェ弦楽四重奏団。結成から10年を迎えたいま、新たに挑戦し続ける彼らの音楽に足を運んでみてはいかがでしょうか。