2004/07/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
現在は、
オアシスにベーシストとして在籍しているアンディ・ベルですが、昔は轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント“シューゲイザー”の旗手バンド、
ライドのギタリストであったのは、皆さんも覚えているはず。では、そのライド解散後に、彼が新たに結成したバンド、
ハリケーン#1についてはどうでしょうか?
ハリケーン#1は、ボクシングをやっていたアレックス・ロウをフィーチャーし、エモーショナルでソウルフルな哀愁漂うギター・ロックを聴かせてくれたバンド。アルバム
『ハリケーン#1』(写真)で97年にデビューを果たし、さらにグルーヴ感を強めた2nd
『オンリー・ザ・ストロンゲスト・ウィル・サヴァイヴ』を99年に発表したものの、その後、解散に。現在はアレックス・ロウはソロ・アーティストに、アンディ・ベルはギターをベースに持ち替えてオアシスに加入とそれぞれの道を歩んでいる彼らですが、その彼らの軌跡を今改めて振り返ってみるべく、ベスト・アルバム
『Step Into My World』が8月23日にUKにてリリースされることになりました!
アルバムはUKにてヒットを記録した代表曲を中心に構成される予定で、またシングルB面曲、リミックス、レディオ・セクションらが収録されたボーナス・ディスクも付属される予定。なおライナーノーツにはアンディ・ベルからのコメントも掲載される模様です。
アンディ・ベルの全キャリアのなかでも、作曲センスが一番光っていた時代ともいえるハリケーン#1。その後、アンディ・ベルがオアシスに加入するのも頷けるような、オアシスにも通じるサウンドを聴かせてくれただけに、これを機に是非とも再評価されて欲しいものです。