今シーズンから
羽生結弦選手のフリー演技で使用され、話題の『オペラ座の怪人』。この盛り上がりを受け、
アンドリュー・ロイド・ウェバー版のミュージカル『オペラ座の怪人』オリジナル作品であり、
サラ・ブライトマンも参加したオリジナル・ロンドン・キャスト版のCDが
リマスター音源で発売されました。なお、オリジナル・ロンドン・キャストの同作が国内盤化されるのは23年ぶりとか。
もともと『オペラ座の怪人』は、フランスの作家
ガストン・ルルーによって1909年に発表された小説が原作。いくども舞台化・映像化される中で、1986年に作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーが当時無名だったサラ・ブライトマンに捧げたとされるのが、アンドリュー・ロイド・ウェバー版の『オペラ座の怪人』。こちらは原作の持つ怪奇要素を減らし、ラブ・ロマンスとして捉えなおした作品になっており“現代でも最も有名な『オペラ座の怪人』”として知られています(ジョエル・シューマカー監督による2004年の映画もこちらをもとにしたもの)。
今回の『オペラ座の怪人〈完全版〉』には、歌詞、対訳はもちろんのこと、台詞とト書きも原文・対訳が収録されているので、フィギュアスケートのファンはもちろん、ミュージカル・ファンにとっても必須の一枚なのでは。同じく初国内盤化となったお買い得な
『オペラ座の怪人〈ハイライト版〉』も同時発売となっていますので、ぜひチェックを。