エルヴィス・プレスリー 2010/09/28掲載(Last Update:10/10/08 11:19)
言わずと知れたロックンロールのキング、
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)。その生誕75周年となる今年、エルヴィスの33年ぶりの新録音作品とされるアルバム『ViVA エルヴィス』のリリースが決定しました。日本では12月8日(海外では11月6日)に発売されます。
本作『ViVA エルヴィス』は、「もしも今の時代に、エルヴィスが彼の持ち歌を初めて歌うとしたら、どんな感じになっていただろう?」というアイディアのもと、
シルク・ドゥ・ソレイユによる『Viva ELVIS』の音楽監督エリック・ヴァン・トルノーがアルバムのプロデューサー兼アレンジャーを担当。エルヴィスの音楽と未来の世代のファンとをつなぐ架け橋を築きながら、エルヴィスの魂と精神を呼び覚まそうとした企画になっています。
エリックは、エルヴィスが残した無数のアルバム、フィルム、ライヴ録音、インタビュー、ホームレコーディングを、3,000時間以上を費やして聴き直し、見直し、そのプロセスを通じてエルヴィスの曲を17,000以上サンプリングしたとのこと。数万ものエルヴィスの声のサンプリングに取り組みながら、時にはキーやテンポといった細部を変えながら、いくつかのシークエンスやサウンドを同じ一つの曲に織り込み、クラシックなレコーディングにラガ、パンク、あるいはヒップホップなどの要素を取り込むなど、さまざまな工夫が施されているようです。どの曲においても最終的にはオリジナル録音が持つエッセンスに敬意を表する形に仕上がっているとのこと。
2010年に蘇るエルヴィスの歌声に注目です。