今年5月、EMIクラシックスよりCD8枚組の『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』(輸入盤)でデビューし、大きな話題を呼んだ新人ピアニスト、
HJ リム(HJ Lim)の国内デビュー盤となる
『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第1集 英雄的思想/永遠に女性的なもの−青年期』(TOCE-90234)が9月12日にリリースされます。
HJ リムは韓国出身の25歳、12歳でピアノ学習のため単身パリに渡り、ルーアン国立音楽院とパリ国立高等音楽院を首席で卒業。2009年、スイスのバーゼルで
ラフマニノフと
ショパンのエチュード全曲演奏会をやってのけ、その映像がYouTubeで話題に。それが音楽関係者の目にとまり、事務所と契約。音楽シーンに彗星のごとく登場し、CD発売が決まりました。まさに現代版シンデレラ・ストーリーと言えるでしょう。
新人としては異例の、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』(CD8枚組)でのデビュー。今年5月に欧米で発売されて早々、5月最終週の全米ビルボード・クラシック・チャートで1位、iTunesチャートでも1位の実績を達成しています。
国内盤は、9月の当盤より12月までの毎月、4作連続リリースで、12月にベートーヴェン全集が完成します。
全集の第1集となる当盤には、ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」、第11番、第26番「告別」、第4番、第9番、第10番、第13番、第14番「月光」を収録。HJ リム本人執筆のライナーノーツと解説の完全和訳を掲載し、聴いて、読んで楽しめる一枚になっています。
独自の
ベートーヴェン解釈による、斬新なベートーヴェン演奏。世界が驚嘆する新たな才能にご注目ください。