Kan Sanoが、9月17日(水)にインスト・ソロ・ピアノの新曲「old folk house」を配信リリース。
『劇映画 孤独のグルメ』のエンディング・テーマ「神様のメロディ」(2025年1月)のストイックで感動的なピアノ・インストゥルメンタルを披露したかと思えば一転、ポップスの本来もっている高揚感を独特の距離感で解釈し定義した“ネオJ-POPソング”「それから」(2025年4月)をリリースするなど、常にキーボーディストとしての側面とプロデューサーとしての側面を見せてくれるKan Sanoが、再びピアノ・インストゥルメンタルの楽曲をリリース。
新曲「old folk house」は、語りかけるようなやさしいメロディのインスト・ソロ・ピアノ曲。これまで発表してきた素晴らしいインストゥルメンタル作品「On My Way Home」「DT pt.2」「Sit At The Piano」に続く、Kan Sanoの実に5年ぶりとなる“歌わないKan Sanoの音楽”です。
ミックス、マスタリングは、アルバム『
Tokyo State Of Mind』(2022年)をはじめKan Sano作品を多く手がけているbig turtle STUDIOSのエンジニア藤城真人が担当。繊細な楽曲の意図を隅々まで表現しています。
[コメント]ふと思い立ち、深夜にピアノを即興的に弾いてみました。最小限に削ぎ落とした音色、音数、タッチで弾いた時、自分の中から何が現れるのか試してみようと思いました。
ぼんやりした心象風景の中に今もひっそりと建っている古民家。子供の頃に住んでいた家なのか、今はもういない祖母の家なのか。記憶の奥底に残っている家のイメージが曲になりました。――Kan Sano