アメリカの音楽専門誌『Paste Magazine』が「2020年代最高の曲100選（The 100 Best Songs of the 2020s So Far）」を発表し、NewJeans『OMG』の収録曲「Ditto」が23位に選ばれました。ビリー・アイリッシュ、SZA、フィオナ・アップル、The 1975などグローバルポップスターの作品が並ぶこのリストでK-POPは「Ditto」が唯一です。

　Paste MagazineはNewJeansと「Ditto」について「2020年代のK-POPを考えてみると、NewJeansほど急浮上したグループはなく、『Ditto』は最高の曲のひとつである」と紹介。さらに「NewJeansは現在のK-POPの華麗なEDMと、過度に甘いマキシマリズムを果敢に脱ぎ捨て、さらにグルービーで優雅な未来を提示する」として「『Ditto』はNewJeansが新しく開拓するジャンルでのポジションと彼女たちの爆発的なスター性を完璧に見せる代表作と言える」と説明しました。

　2022年12月19日に発表された「Ditto」は穏やかなメロディと、NewJeansのあたたかいヴォーカルが引き立つ曲です。NewJeansは「Ditto」で当時デビュー6ヵ月にしてアメリカビルボードのメインソングチャート「Hot 100」とイギリスオフィシャルシングル「トップ100」に入りました。韓国主要音源サイトのMelonでは、デイリーチャート99日連続、週間チャート14週連続1位という大記録を立て、2023年総合年間チャート1位までをも席巻しました。

　Paste Magazineが先月発表した「歴史上最も立派なEP100選（The 100 Greatest EPs of All Time）」では、NewJeansの2nd EP『Get Up』が52位に選ばれました。「たった12分に6曲が収録されたこのEPは、以前のK-POPであまり活用されなかった方式で、R&Bとクラブの雰囲気を溶かした洗練された絶妙なサウンドをプレゼントしてくれる」と評しました。さらに「このEPの発売で、NewJeansは再び新しい境地に上がった」として「ビルボード200」1位の記録に注目しました。NewJeansは歴代K-POPグループの中でデビュー最短期間でアメリカ「ビルボード200」トップを記録し、トリプル・タイトル曲「Super Shy」、「ETA」、「Cool With You」を一気に「Hot 100」にチャートインさせました。

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