2016年2月まで
ハイスイノナサのヴォーカル / キーボードとして活動、ミニマルからオルタナティブ・ロックまで自由に往来し表現するシンガー・ソングライターの
鎌野愛が、約4年ぶりに発表する2ndソロ・アルバム『
HUMAN』を11月23日(水・祝)にリリースします。発売に先駆けて、先行配信第2弾シングル「螺旋の塔」が10月19日(水)0:00より配信開始されています。
前作アルバム『
muonk』でもみられたヴォイス多重録音を中心としたアカデミックなトラックはより洗練され、全面的に歌詞のある曲を打ち出し、オルタナティブな独自のポップ・ソングを確立した本作。高橋國光(
österreich)、三島想平(
cinema staff)、GOTO(
DALLJUB STEP CLUB / 礼賛)、
須原杏、
ちゃんMARI(
ゲスの極み乙女)ら豪華演奏陣が参加しており、それぞれのプレイと鎌野の楽曲との化学反応も聴きどころとなっています。
「霧と砂」に続き配信リリースされた「螺旋の塔」は、須原杏による攻撃的なヴァイオリンのリフが光るオルタナティヴなロック・チューン。変拍子のディストーションギターが織りなす緊迫した前半、4つ打ちで高揚感を誘うサビ、そしてその世界観を俯瞰したように歌う鎌野の美麗な歌唱と、オルタナティヴ・ロックの様式美を踏襲しつつも、鎌野の緻密な楽曲構成が随所にみられるナンバーです。同曲は、演奏メンバーとして須原杏のほか、ちゃんMARI(pf)、三島想平(b)、GOTO(ds)を迎えた強力な布陣により制作されました。