SuchmosのTAIHEIらによる新バンド“賽”(SAI)が、テーマの異なるコンセプト・ミニ・アルバム『Family』と『The Bottle』を11月16日(水)に2作同時リリースします。
賽(SAI)は、2021年2月から活動を開始した、鍵盤、トランペット、ウッド・ベースからなる3人編成のドラムレス・バンドで、メンバーは、櫻打泰平(Pf / Rhodes / Synthsizer / Organ)、
佐瀬悠輔(Tp / Flh)、
岩見継吾(Wb)の3名で活動中。
『Family』は、賽のメンバー3人によるドラム・レス・サウンドで創りあげた作品。『The Bottle』はfeat.を主体とした、メンバー以外の音も制限なく取り入れ制作され、
NAGAN SERVER、
STUTS、澤村一平(
SANABAGUN.)、永田真毅(
在日ファンク)がfeat.に名を連ねています。
なお、賽は12月24日(土)に2022年唯一関東圏でのワンマン・ライヴとなる〈賽 THE LIVE SHOW 2022〉を東京・青山にある銕仙会 能楽堂にて開催。2021年末に神奈川・横浜の老舗クラシック・ホテルHOTEL NEW GRANDで開催し、満員御礼にて幕を閉じた初のワンマン・ライヴ〈賽 THE LIVE SHOW 2021〉に続いての開催となります。本公演にはゲストとして、ラッパーのNAGAN SERVERとダンサーのJenesが出演予定。詳しくはオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント]ドラムレス編成で、ジャズを基調にしながらも、1曲1曲が短編映画のような叙景と叙情を繰り広げるインストゥルメンタル・トリオ、それが賽(SAI)だ。
Suchmosの鍵盤奏者であるTAIHEI(櫻打泰平)、様々なジャズのセッションで活躍するベーシストの岩見継吾、そしてすでにソロ・アルバムも発表している気鋭のトランペッター、佐瀬悠輔。
この3人がライヴとレコーディングを繰り返しながらわずか1年で作り上げた、繊細でグルーヴィな比類のないサウンド。
その成果を世に問うのが今回のミニ・アルバム『FAMILY』『The Bottle』の2作である。
アプローチの異なる2作が、今後の音楽シーンにさざ波のように影響を広げていくことを期待している。――『ミュージック・マガジン』編集長 久保太郎