「勿忘」のヒットや“オーサム”の愛称で知られるバンド“
Awesome City Club”のメンバーの
PORINが、ソロ・プロジェクト“Pii”として4月26日(水)に「パノラマ東京」を配信リリースします。
これまでのソロ作品のイメージやジャンルの枠、コラボレーターの世代、さまざまな境界線を超えたノンジャンルポップとして完成した本作「パノラマ東京」は、自身がレギュラー出演しているCBCテレビ製作 / TBS系全国28局ネット『ドーナツトーク』のエンディング・テーマにも起用され、すでにSNSでは耳の早いファンの間で話題となっています。
本作には、シティ・ポップを代表する音楽家で、
松原みき「真夜中のドア〜Stay With Me」など多くの楽曲を手掛けた作曲家の
林哲司を迎えるほか、アレンジャーとして新世代4人組ギターレス・ロック・バンドの新東京が参加。世代を超えたコラボレーションから生まれたサウンドに、Piiとしては初となる本人による歌詞を乗せています。ソロ・プロジェクトならではの夢と現実を行き来するような不思議な時間の流れを感じる詞世界に注目です。
Piiは「ふと高い場所から東京を見たとき、不自由の中に見つけ出す自由に気づいた。自分の視点一つで世界は急に広がって見えたりする。永遠を感じられる。窮屈な世の中だからこそ手に入れることができる、そんな素敵なパノラマ世界を描きました。一人だけでは表現しきれない混沌とした東京を、林哲司さん、新東京のみんなと描き上げることで、豊かな楽曲に仕上がったと思います。たくさん聴いてねー!」とコメント。
林哲司は「Piiをめぐる摩訶不思議な科学変化 3世代それぞれの創造性が結集すると一体どんなものが出来るんだろう? という期待があった。Piiの80年代シティポップの趣向から、ボクがメロディを提供するキッカケになったのだけれど、なんと求められたのは王道ではなくエスニックな無国籍チューン! そこへPiiの私小説的な歌詞がのり、さらに新東京のサウンドが加わって、ボクも予想しなかった摩訶不思議な音楽的化学反応! 世代を超えた新たなPiiの世界を、世代を超えたリスナーがどう受け止めてくれるか? 楽しみ〜!!!」とメッセージを寄せています。
新東京は「他のアーティストと作品を共同制作することは、新東京にとって初めての経験でした。貴重な機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。林哲司さんやPiiさんの音楽性に触れ、我々の音楽にも新たな可能性を見いだすことができました。新東京らしさと、それに縛られないアレンジがいい塩梅で共存した楽曲となっております。世代を超えた音楽性が織りなす、時代の流れと循環するJ-POPの軌跡が交差する瞬間を感じていただければ幸いです」と語っています。