リトル・フィートは、1972年以来バンドに在籍していたポール・バレア(g)が2019年に亡くなったあと、2024年にブルース・カヴァー・アルバム『Sam's Place』を発表していますが、オリジナル曲を収録するアルバムは2012年の『Rooster Rag』以来13年ぶり。スワンピーなサザン・ソウルが満載のこのアルバムから、収録曲の「Midnight Flight」と「Too High To Cut My Hair」が公開されています。
また、グレイトフル・デッドの歌詞を多く手がけ、2019年に亡くなったロバート・ハンターとペインによる「Bluegrass Pines」にはモリー・タトル、ラリー・キャンベルとテレサ・ウィリアムスが参加。タイトル・トラックの「Strike Up The Band」にはラーキン・ポーの二人がゲスト・ヴォーカルで参加しています。