ドキュメンタリー映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』の日本公開が9月に決まり、あらためて
レッド・ツェッペリンが注目されるなか、
ロバート・プラントが、ニュー・アルバム『Saving Grace』を9月26日(金)に発表します。プラントが「失われたもの、そして見つけたものの歌集」と呼ぶこの新作は、スージー・ディアン(vo)、オリ・ジェファーソン(ds)、トニー・ケルシー(g)、マット・ウォーリー(バンジョーほか)、バーニー・モース・ブラウン(vc)からなる、プラントの新バンド“Saving Grace”と制作した初のアルバム。このアルバムから、
ロウが2005年に発表した「Everybody's Song」のカヴァーが公開されています。
このアルバムの始まりは、ロックダウン中のプラントが「The Shire」と呼ぶ場所にあります。ナッシュビルを拠点にした、
アリソン・クラウスとの共演を経て、プラントが新たなバンドと関係を深めたのはイギリスの田園地帯でした。それぞれ自身の経験を通して、プラントがこよなく愛する、心に響く楽曲への共感を共有していたメンバーは、6年の歳月をかけて、多様なスタイルと個性を持つバンドに成長してきました。
プラントは新しいバンドとの関係について「私たちは本当によく笑います。それが私に合っている。笑うのが好きなんです。何事にも真剣になりすぎる理由が見つからない。飽きっぽいわけでもない。全体的に優しい雰囲気があって……彼らは本当に素敵な人たちで、これまで表現できなかったことをすべて表現しているんです。彼らは独自のスタイルを築き上げ、一緒にとても興味深い場所にたどり着いたようです」と語っています。
Photo by Tom Oldham