2007/04/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
50年以上にわたりジャズ・シーンの第一線で活躍した女性ジャズ・シンガー、
エラ・フィッツジェラルドの生誕90周年を記念して、関連作品のリリースが続々と決定しています。
なかでも注目なのが、さまざまな女性シンガーが参加し、
フィル・ラモーンがプロデュースを担当したトリビュート・アルバム『ウィ・ラヴ・エラ(We All Love Ella: Celebrating the First Lady of Song)』。US盤が6月5日、
日本盤は6月6日に発売となる今作では、
ナタリー・コールや
チャカ・カーン、
ダイアナ・クラール、
リンダ・ロンシュタットらがエラのヒット・ナンバーをカヴァー、敬愛の念を表しています。また、生前のエラが
スティーヴィー・ワンダーとデュエットしたという幻の音源「サンシャイン」が追加される予定もあるとのこと。さらに日本盤には、
小西康陽がリミックスを手掛け、
akikoをフィーチャリングした「クール・ブリーズ」もボーナス・トラックとして収録されることになっています。
同日には、小西が監修したコンピレーション
『レディメイド・ディグス・エラ・フィッツジェラルド』をはじめ、青木啓の監修・選曲によるコンピ
『ファースト・レディ・オブ・ソングス〜ザ・ベスト・オブ・エラ・フィッツジェラルド』、さらには
タック&パティがエラの名唱で知られるナンバーを中心に取り上げた
アルバム(タイトル未定)が発売に。それに加えて、ソング・ブック・シリーズ8タイトルが生産限定の廉価盤としても登場します。また、6月27日にはラヴ・ソング・ベスト
『エラからのラヴ・レター』も発売。偉大なる彼女の功績を、これらのリリースで振り返ってみては?