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難病の少女の詩がもととなった楽曲が話題に

indigo blue   2009/11/26 14:45掲載
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難病の少女の詩がもととなった楽曲が話題に
 難病の末、15歳でこの世を去った少女の詩をもとにした楽曲「My Wish〜マイ ウィッシュ〜」が今、話題を呼んでいます。

 「My Wish〜マイ ウィッシュ〜」は、Rina(vo)とKou(g)からなる男女2人組デュオ、indigo blueが歌うバラード。NHK『みんなのうた』2009年10月・11月のうたとしてオンエアされ、『みんなのうた』のアニメーションでは、飛べなくなったトンボの少女が、仲間たちに励まされて再び青空へ飛び立つという内容となっており、楽曲の良さをより一層引き立てています。

 この曲は、難病によって15歳の短い生涯を閉じた福岡県の江崎 舞さんが生前の入院生活の中で綴ったとされる一遍の詩が原型となって生まれたもの。「どんなに苦しくても 支えてくれる人がいるから 私は生きている」そんな舞さんの純粋で真っ直ぐな思いが込められたその詩は、「この願いが曲となって、全国の入院している人、落ち込んでいる人が少しでも元気になってくれたら」という手紙とともに、難病ボランティアの女性の元へ託されることに。

 女性は、江崎 舞さんが亡くなってからおよそ4年もの間、この詩と手紙を大事に持ち続けていたそうですが、とあるテレビ番組に出演していたindigo blueの歌に偶然出会ったことで、indigo blueの2人を訪ね、この詩と手紙を手渡したのがすべての始まりとなったとか。「My Wish〜マイ ウィッシュ〜」のタイトルにある「My(=マイ)」は、「私達の」という意味に加えて、江崎 舞さんの「My」という意味が合わさったダブル・ミーニング。

 NHK『みんなのうた』担当プロデューサーは「もう一度、飛び回りたかった舞ちゃんの願いをアニメーションの中だけでも叶えたかった」としてオンエアをスタート。放送直後からゆっくりと反響を呼んでいましたが、11月13日(金)にNHK総合『お元気ですか日本列島』で楽曲の背景に関する特集が組まれ、加えて11月24日(火)にNHK総合『NHK歌謡コンサート』で同曲が紹介され。視聴者から沢山の反響が寄せられています。

 「力強いメッセージを送ってくれた彼女への感謝をこの歌にこめた」と語るindigo blueの2人は、この曲タイトルを冠としたフリー・ライヴ・ツアーを現在実施中。舞さんの願いを届けるために、各地では必ず「My Wish〜マイ ウィッシュ〜」を披露しているとか。こちらもぜひ注目を。
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