斉藤和義の15枚目となるオリジナル・アルバム
『45 STONES』(フォーティー・ファイブ・ストーンズ)が10月19日に発売されることが決定しました!
3月11日に起こった東日本大震災を受けての斉藤の心情がくっきりと反映されているという『45 STONES』。制作は1月から3回に分けて行なわれ、震災と原発事故が起こったのは2度目の制作期間中。その翌日から制作を再開、震災2日後には、どこか長閑な曲調と怒りや危機感を帯びた歌詞が印象的な収録曲「ウサギとカメ」が出来上がったとのこと。
4月に入ると斉藤は被災地への義援金を呼びかけるべく、毎週金曜日にUSTREAMでチャリティ・ライヴを実施。また自らのヒット曲「ずっと好きだった」の替え歌を披露し“聞き手に問う”行動も。そんな中、5月中旬から最後の制作がスタートし、収録曲は6月の中旬までの約1ヵ月間で完成。タイトルについては、“怒りモード”で作っていた10年前の『35 STONES』と今回、作ってる感じが似てたことが呼び水になったとか。
また本作には、この夏、野外フェス出演でも話題となっている彼のユニット“MANNISH BOYS”での相方でもあるドラマーの
中村達也と共に作ったラフな音源をベースに、セッションする中で生まれた曲に詞がのった「オオカミ中年」と「猿の惑星」や、映画『ホノカアボーイ』主題歌であり、
小泉今日子に楽曲提供した「虹が消えるまで」のセルフカヴァーなども収録。
さらに、
初回生産限定盤はCD2枚組となっており、DISC.2は、映画『FLY〜平凡なキセキ』主題歌「満男、飛ぶ」、グリコ企業CM「みんなに笑顔を届けたい」の元となった「ドレミの歌」デモ・ヴァージョン、そしてUSTREAMライヴから「ずっと好きだった」含むセレクト音源(10曲)を収録した、全12曲入りスペシャルCDとなっています。
怒りだけでなく、不信感、危機感、無力感、疑問、悔しさ、情けなさ、自己嫌悪、愛……斉藤和義の日々の感情を連ねた日記のような、リアリティが詰まったアルバムとなった『45 STONES』。CD発売に先駆け、「ウサギとカメ」が9月7日より先行配信、そして発売後には11月より全国40本以上に及ぶホール・ツアーも決定していますので、ぜひチェックを。