1970年生まれ、ノルウェー出身のピアニスト、
レイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)がソニー・クラシカルと専属契約を結び、新たなレコーディング・プロジェクトが始動しました。2012年から2014年にかけて3年がかりでアンスネスが取り組むのは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲のライヴ・レコーディング。パートナーはマーラー・チェンバー・オーケストラで、アンスネスはピアノを弾きつつ指揮も行ないます。
その第1弾となるアルバム
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番』(SICC-20128 税込2,625円)が早くも9月26日にリリースされます。
「The Beethoven Journey」=「ベートーヴェンへの旅」と題されたこのプロジェクトは、アンスネスにとって初めての
ベートーヴェン作品のレコーディング。アンスネスのEMIへの膨大なディスコグラフィにもベートーヴェン作品はこれまでありませんでした。
2012年〜2016年に、アンスネスは全世界55都市150回の演奏会でベートーヴェンのピアノ協奏曲を演奏する予定で、推定20万人が体験する一大イベントになります。「最も人間的で精神の深い部分に訴えかけてくる音楽」とベートーヴェンにぞっこんのアンスネスがその充実ぶりを聴かせてくれます。