日本でも高い評価と人気を誇るフランス人ピアニスト、
アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud)のニュー・アルバム
『「屋根の上の牛」−1920年代のスウィンギング・パリ』(TOCE-90253 税込2,500円)が2月13日にリリースされます。
また、タロー自身が出演・演奏する
ミヒャエル・ハネケ監督の映画『愛、アムール』(3月公開)の
オリジナル・サウンドトラック(TOCE-90252 税込2,500円)も同時発売となります!
『「屋根の上の牛」-1920年代のスウィンギング・パリ』は、1920年代パリの“屋根の上の牛”という伝説的キャバレーの世界観をモチーフにしたコンセプト・アルバム。そこは、
コクトーや
サティやフランス六人組、シャネルやマン・レイといった当時の最先端の芸術家たちが夜な夜な集うサロンのような場所でした。タローは、「この場所がなかったら、パリの音楽は変わっていたかもしれない」とコメントしています。
クラシック界からは、
フランク・ブラレイ、歌姫
ナタリー・デセイらのほか、クラシック以外のジャンルからもフランスで人気のヴォーカリストなど多才なゲストを迎えての録音。
ガーシュウィンや
コール・ポーター、
ミヨー、
ラヴェルなど、全26曲が収録されています。スタイリッシュで独特な、タロー・ワールドを満喫できる一枚です。
『映画「愛、アムール」オリジナル・サウンド・トラック』には、タロー本人が出演し、映画の中で演奏する
シューベルトの「即興曲」や
ベートーヴェンの「バガテルト長調」のほか、シューベルトの「楽興の時」など3曲が追加収録されています。さらに映画からのダイアログの一部が収録され、雰囲気たっぷりの内容となっています。