ベートーヴェンの交響曲全集のヒットで世界的な名声を築いた名コンビ、
デイヴィッド・ジンマン(David Zinman)&
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の芸術的な総決算となる『シューベルト:交響曲全集』がついに完結!
『シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレイト」』(SICC-1707 税込2,520円)が12月25日(水)にリリースされます。
完結編となる第5弾は、シューベルト最晩年に作曲された大作、第8番「ザ・グレイト」。19世紀初頭としては異例の規模を誇る大曲で(全曲演奏には1時間近くかかる)、ベートーヴェンから交響曲という形式を継承し、その精華を次のロマン派(
シューマン、
ブルックナー、
マーラーなど)へと引き継いだシューベルトの真骨頂を示す作品です。
ジンマンは、細密なアーティキュレーションを適用した弦楽器、古式のトランペット・ホルン、ティンパニなど、ピリオド演奏の方法論を大胆に持ち込み、すべての繰り返しを励行しても全曲を55分というスピードで描き上げています(管楽パートの即興的な装飾音も要注目)。ジンマンにとって初録音となる「ザ・グレイト」は、同曲の演奏史を塗り替える演奏となっています!
■2013年12月25日(水)発売
デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
『シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレイト」』[収録曲]
01. シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「ザ・グレイト」
[演奏者]
デイヴィッド・ジンマン指揮
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
[録音]
2011年5月9日〜11日 チューリヒ、トーンハレ