20世紀を代表する指揮者、
カルロス・クライバー(Carlos Kleiber)が74歳で世を去ったのが2004年7月13日。没後10周年を迎える今年、永久保存版豪華BOXが完全限定盤として発売されました。CD(479-2687 輸入版 / 7月18日発売)とLP(479-3187 輸入版 / 8月12日発売)の2形態で、『《クライバー / デラックス・エディション》コンプリート・オーケストラ・レコーディング on ドイツ・グラモフォン』をお楽しみいただけます。
幾多のドイツ・グラモフォン名盤の中で、時の変遷にかかわらずベスト・セラー盤としてその輝きを失わないクライバー&
ウィーン・フィルの録音。CD形態では、全て新たに24bit / 96kHzのリマスターが施されたウィーン・フィルとの録音3枚に加え、これら3枚の音源がBlu-ray Audioに収録されています。またBlu-rayには、音楽に対峙するクライバーの徹底したアプローチを追求する約70分間の音声ドキュメンタリーもプラスされており、ファン垂涎の仕上がりとなっています。一方LP形態は、Optimal社製180g重量盤高音質LPで、アナログ・ソースから新たにリマスターされたもの。シリアル・ナンバーも刻印されており、手にとるだけで満足感・充実感のあるBOXとなっています。
収録されているのは、
ベートーヴェンや
シューマン、そして
ブラームスの交響曲という、密度の濃いプログラムです。没後10周年を迎えた今年、クライバー&ウィーン・フィルの名演が色あざやかに蘇ります。