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ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)が日本時間の昨夜11:00、ロンドンで緊急Q&Aイベントを開催。自身のソロ・プロジェクトである“
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(Noel Gallagher's High Flying Birds)”名義での第2弾アルバム『Chasing Yesterday』をリリースすることを発表。なお、アルバムは世界に先駆け2月25日(水)に日本先行発売(イギリスでは3月2日発売)、すでにフル試聴も公開されているアルバムからの1stシングル「In The Heat Of The Moment」は日本では11月19日(水)より配信予定です。
イベントでは、ファンからの質問に答える形で新作について熱く語ってくれたノエル。第2弾アルバム『Chasing Yesterday』は、ノエル自身がソングライティングとプロデュースの両方を初めて手がけたそうで、「自分で自由に作れたのはよかったけど、スタジオでは毎日“今日は何をやりますか?”なんていちいちスタッフに訊かれて、あわてたよ。でも完成したものは最高だよ!」と自信のほどを伺わせています。
また、この日は新曲「In The Heat Of The Moment」もサプライズで解禁。「いい曲かって? そりゃあ最高の曲だよ。タイトルに意味があるか? そんなもの特にない(笑)。みんなが気に入るか? 気に入るに間違いないね!」(ノエル)とジョークを交えながら紹介された「In The Heat Of The Moment」は、本国レーベルのプレス・リリースによると、あるドキュメンタリー映画に登場する宇宙飛行士が「初めて宇宙へ足を踏み入れるというのは、まで神の顔に触れるような気持ちだ」と発した言葉にインスピレーションを受けて書かれたものだそうで、疾走感溢れる壮大なトラックに。
アルバムについて、「いろんな要素が盛り込まれた作品だよ。アルバムを聴いていると“何だこれ? アイツぶっ飛んでるぞ”って思わせる曲もあれば、“ロックンロールだなぁ”と実感させる曲もある。ある新曲にはサックスのソロも収録されていて、意外に気に入ると思うよ」(ノエル)とか。
さらに、本国レーベルのリリースでは、「かつてないほど多種多様なサウンド」で、「ウェストコースト・ロックからクラシック・ロック、果ては“スペース・ジャズ”といったそれぞれ全く異なる要素を取り込みつつも、同時に完全に一貫性のある作品に仕上がっている」とのこと。またアルバムを締めくくるエモーショナルなトラック「Ballad Of The Mighty I」では、
ジョニー・マーとのギター共演も果たしていることも明かされています。
さらにこの日、ノエルはアルバム・リリース直後から、ロンドン「O2アリーナ」を含むイギリス / ヨーロッパ・ツアーを敢行することを発表。来日公演の実現にも、大きな期待が高まります。