9月にリリースしたシングル「ネトカノ」がロングセールスを記録し、また〈シブカル祭。2014〉では渋谷パルコ前の公園通りを沸かせ、次世代のポップシーンの注目株として各所を騒がせているAvec Avecと
Seihoによる新世代都市型ポップ・ユニット、
Sugar's Campaign。彼らの初となる単独公演〈ネトカノリリパ〉が、11月2日(土)東京・代官山 UNITで開催されました。以下、当日の模様をレポート。
会場が暗転し、東京・大阪各公演のオープニング・アクトを務める、水曜日のカンパネラ&Shiggy Jr.からのビデオ・メッセージが流れた後、オープニングからライヴ・スタート。まずはサポート・ヴォーカル・あきお、サポートギター・カシーフが、ステージにいる子供にプレゼントを渡して登場。以降、サポートが登場するごとにプレゼントを渡すというスタイルで曲をプレイしていく。
最初のMCでは、「バースデーカードに書いていたんですけど、メジャーデビューが決まりました!」と開口一番でメジャーデビューを発表し、「名前覚えてくださいね!Avec AvecとSeiho、2人合わせてSugar's Campaignです!よろしくお願いします!」と改めて自己紹介。「今日は、“お祝い”をテーマにライヴをやっていきたいなと!まずはみんなを祝いたいんです(笑)」と和やかな雰囲気で会場を沸かせた。
中盤、Avec Avec、Seihoの手品タイム中にチャイムが鳴り、IZUMIが登場。〈シブカル祭。2014〉の公式テーマソングに起用された「有名な映画のようにラブリーな恋がしたい」が披露されると同時に、会場からは自然と手拍子が沸き上がった。さらにここで突如、Skypeの着信音が鳴り響き、画面に映し出されたのはなんとbo enの姿!彼とのコラボレーションも実現した。
そして後半、「ネトカノ」のカップリング曲「香港生活」から最後のMCへ。「改めて、このバースデーカードに書いているように、メジャーデビューが決定しています!これをみんなに祝って欲しかった(笑)」とのMCを受け、客席のあちこちからクラッカーの音が鳴り響く。スクリーンには「祝!メジャーデビュー」の文字が映し出され、「今月11月26日に配信限定でシングルが出ます!みなさん、サイバーテロで1位にしてください!(笑)」、「次で最後の曲ですが、まだ“あの曲”をやっていないということは……皆さん、お察しください(笑)」と会場の笑いを取りながら、ヴォーカル・あきお、ギター・カシーフ、さらにAvec Avecの生ドラムによるバンド編成の「ホリデイ」は、ハイライトの盛り上がりを見せ、本編の幕を閉じた。
アンコールでは、新曲を制作中ということで、構想段階の曲のストーリーを解説。会場の反応を伺いつつ、楽しみにしておいてほしい旨を伝え、最後にお待ちかねの「ネトカノ」を出演者全員で大合唱! なんと風船も会場に投げ込まれ、盛り上がりも冷めやらぬまま、『ネトカノリリパ』東京公演は終演した。
(撮影: 渡辺裕樹)