前作『ナイン・タイプス・オブ・ライト』以来3年ぶり。ベーシスト、ジェラード・スミスの死去を乗り越え、ティービー・オン・ザ・レディオ（TV On The Radio）通算5枚目となるニュー・アルバム『シーズ』（HSU-10021 2,371円 + 税）の日本発売が12月3日（水）に決定しました。

　デヴィッド・ボウイからナイン・インチ・ネイルズ、モービー、モス・デフ、マッシヴ・アタックにザ・ルーツまでジャンルを越えて支持を受ける稀有な存在でもある彼ら。今作は過去作品と同じくバンドの中心メンバー、デイヴィッド・シーテックがプロデュースを手掛けロサンゼルスにあるデイヴィッドのスタジオにてレコーディング。今作リリースに際し、バンクスやカサビアンなど話題のアーティストを抱える注目レーベル「Harvest Records」へ移籍し、新たなスタートを切ることでも注目を集めています。

　近年、各メンバーはソロ活動も盛んに行なっており、デイヴィッド・シーテックはNME誌“未来を担う音楽人TOP50人”にて第1位を獲得、ビーディ・アイ『ビー』、ヤー・ヤー・ヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、フォールズ、ケリスのプロデュースを手掛けたことでも話題となりました。この新作には、デイヴィッド・シーテックがプロデュースしたケリスやシーロー・グリーンのプロデュースを手がけたダニエル・レディンスキーらがバック・ヴォーカルとして参加。まさにティービー・オン・ザ・レディオの新たな傑作と呼べるアルバムが完成しました。

「ここ数年間、僕たちはバンド活動を停止しかねない多くのことをくぐり抜けてきた。でも、僕たちは団結して、お互いのユニークなコネクションを用いてアルバムを作ることができて嬉しく思う。だって今作は1000％間違いなく過去最高作品になっているからね」――トゥンデ・アデビンペ（vo）

　アルバムから、ピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスが出演している事でも話題のミュージック・ビデオ「Happy Idiot」が現在公開中です。