11月11日(水)と12日(木)の2日間、東京・青山 月見ル君想フで
KIRINJIのトリビュート・ライヴ〈ku/ri/ka/e/su〉が開催されます。このイベントは、ミュージカル俳優で演出家の吉原光夫が主宰する劇団「響人」がプロデュース、構成を音楽ユニット「かららん」を率いるミュージカル俳優の西川大貴(写真)が担当と、いわゆる演劇フィールドからアプローチした内容となっています。ひとつのテーマにフォーカスし、その作品からインスパイアされながら、1曲完結のオムニバスで紡がれる“ソング・サイクル”形式での開催となるとのこと。
企画構成を担当する西川は、「キリンジの詩の世界には、高い文学性と共に、直接的ではない演劇的な表情を強烈に感じるんです。又、メロディから感じ取る色彩と、テキストとして見た歌詞の表情が、必ずしも一致しない。そういったことから、キリンジの楽曲に演劇的側面からアプローチしてみたい!」と、その意図についてコメントしています。
ヴォーカルを担うのは西川をはじめ、ジャズ・ヴォーカリストのEma、“
ものんくる”の吉田沙良(演出の吉原光夫も出演)。また、編曲&音楽監督は、映画監督の
岩井俊二とのユニット“
ヘクとパスカル”のメンバーでもある桑原まこ、ヴォーカル陣をサポートするバンドにはジャズ・ピアニストの
桑原あい、伊藤健太(b / ex-
ゲントウキ)、佐々木俊之(ds /
NAUTILUS)、高木大輔(g / ふらり・ね)といったメンバーが揃っています。