ドイツ・ドレスデンが生んだピアニスト界の巨匠、
ペーター・レーゼル(Peter Rösel)が、2013年より3年をかけて続けてきた
モーツァルトのピアノ協奏曲新録音シリーズの最終回となるアルバム
『モーツァルト: ピアノ協奏曲集6 第17番&第26番「戴冠式」』(KIGC-21 3,200円 + 税)が4月20日(水)にリリース。5月中旬には来日公演も予定されています。
レーゼルは1945年、ドレスデン生まれのピアニスト。モスクワ音楽院でドミトリー・バシキーロフ(Dmitri Bashkirov)と
レフ・オボーリン(Lev Oborin)に師事しました。ドイツ人としては初めて、〈チャイコフスキー国際コンクール〉と〈モントリオール国際コンクール〉に入賞したことでも知られています。
2007年の来日以来、本物志向の聴衆たちに絶大な支持をされているレーゼル。シリーズ完結作にして、同シリーズ6枚目となる本作は、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団からピックアップされたメンバーとともに、音響の良さで伝説になっているドレスデン・ルカ教会における新録音です。