10月25日（火）よりスタートする第29回〈東京国際映画祭〉の“ARIGATO（ありがとう）賞”の受賞者が、アニメーション監督・新海 誠、女優・高畑充希、俳優・妻夫木 聡、そしてゴジラに決定。日本映画への貢献が目覚しい映画関係者に感謝の意味を込めて贈られる同賞は昨年、樹木希林、日野晃博、広瀬すず、細田 守、リリー・フランキーが受賞しています。

　同映画祭は、大ヒット映画「君の名は。」を手がけた新海監督を「本年度最大の衝撃。日本のアニメーション映画界の新星誕生」と称え、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で主演を務め、2016年の朝の顔となった高畑を「日本全国のヒロインに成長。多才な役作りにこれからの女優の未来を期待」と評価。映画「怒り」や『殿、利息でござる！』などで、シリアスな役からコミカルな役までをこなした妻夫木を「映画界を代表する男優として欠かせない領域へ。多岐に渡る役どころの功績をたたえて」と評しています。また映画「シン・ゴジラ」で、観客に絶望感を味あわせるほどに暴れまわった“最強怪獣”ゴジラには「世界に類を見ないキャラクターの最高峰。さらなる世界的飛躍を期待して」とのコメントを寄せています。

　“ARIGATO（ありがとう）賞”の授与式は、11月3日（木・祝）に東京・六本木 EXシアター六本木で行なわれる映画祭クロージング・セレモニー内で実施されます。