チャーリー・ヘイデン 2018/10/02掲載(Last Update:18/10/03 10:32)
2014年に逝去したベーシスト、
チャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)と、現代ジャズ・ピアノの最高峰
ブラッド・メルドー(Brad Mehldau)のライヴ音源が発掘。デュオ・ライヴ・アルバム『
ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ』(UCCM-1249 2,600円 + 税)として10月26日(金)にリリースされます。
2人の出会いは1993年。
ジョシュア・レッドマンのバンドで演奏していたメルドーをヘイデンが偶然見かけて感銘を受けたのがきっかけ。その後、96年に
リー・コニッツとのトリオで『
アローン・トゥゲザー』(ブルーノート)、2011年にはトリオにポール・モチアンを加えた『
ライヴ・アット・バードランド』(ECM)の2枚のライヴ盤を録音しましたが、デュオでの演奏は本作に収録されたステージが初でした。
本作は2007年11月にドイツの〈エンジョイ・ジャズ・フェスティヴァル〉の一環で、マンハイムの教会で開催されたステージを収録。教会のおごそかな空間の中、2人の対話のような演奏が収録されています。
ヘイデンは生前、
キース・ジャレット、
ハンク・ジョーンズ、
ケニー・バロン、
ゴンサロ・ルバルカバ、
ジョン・テイラーら名だたるピアニストと数々のデュオ・アルバムを発表。本作もそれに連なる貴重な演奏です。