染谷将太が主演を務める映画「最初の晩餐」が、11月1日(金)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。ポスター・ヴィジュアルが公開されています。
常盤司郎の長編映画デビューとなる本作は、亡父の通夜の夜、父が残した1冊のノートから作られた料理により、家族も知らなかった秘密が浮き彫りになっていくというストーリー。主人公・麟太郎役を染谷将太が務め、その姉・美也子役を
戸田恵梨香、兄・シュン役を
窪塚洋介、3人の両親役を
斉藤由貴と
永瀬正敏がそれぞれ演じるほか、7月19日(金)公開の
新海 誠監督の最新映画「天気の子」のヒロインに抜擢された
森 七菜や、
白石晃士監督「地獄少女」(今秋公開予定)でメイン・キャストの一目蓮役をオーディションで射止めた楽駆らが共演に名を連ねています。
本作について主演の染谷は、「私はこの映画に、今まで感じたことの無い感動を覚えました。何故ならば『最初の晩餐』は、清々しいほど正直な映画だからです。“家族”“愛”複雑だけどとてもシンプルなことをとても正直に描いています」とコメント。また戸田は「生きてさえいれば、人は変われるチャンスがあるのだと思う。この作品がそんなきっかけになれたら嬉しいです」と語り、窪塚は「久しぶりに自分の出演する作品を観て素直に涙が出ました」とコメントを寄せています。
さらに、両親役の斉藤と永瀬は「ゆったりとしながらも濃密で、なにか原風景のような作品だと思います」、「『最初の晩餐』まずタイトルに惹かれ、常盤監督の実体験を元に作られた台本を読み進めて行くうちに、すっかり心奪われていました」と語り、監督の常盤は「日本を代表する俳優陣と制作陣に集まっていただきました。本当に幸せな長編監督デビューです。どうぞ観客の皆さんに、家族が『家族になる瞬間』を感じていただければと思います」とコメントしています。
私はこの映画に、今まで感じたことの無い感動を覚えました。何故ならば『最初の晩餐』は、清々しいほど正直な映画だからです。「家族」「愛」複雑だけどとてもシンプルなことをとても正直に描いています。どんな人の心のヒダにも触れる映画です。感情がつまりにつまった家族の食をスクリーンで味わい、絶対に自分の心に触れてくる感情に劇場でどっぷし浸かり、皆様一人一人、それぞれの形の感動をして欲しいと心底願っております。――染谷将太「家族」とは「血縁関係」で終わる話ではなく、一枚の紙で国に家族と認められても、当人達は家族と認められない事もある。そんな時、どうやって築いていけば良いのだろう。安易な事ではない。正解などなく、それぞれの幸せの形を見つけられた時に「家族」となれるのだろうか。やはり、安易な事ではない。でも……生きてさえいれば、人は変われるチャンスがあるのだと思う。この作品がそんなきっかけになれたら嬉しいです。――戸田恵梨香久しぶりに自分の出演する作品を観て素直に涙が出ました。
常盤監督やスタッフ、出演者たちのそれぞれの思いが静かだけど熱く染み込んだ素敵な作品だと思います。――窪塚洋介ゆったりとしながらも濃密で、なにか原風景のような作品だと思います。
俳優の芝居も、テンポよく進んでいくというより、会話のやりとりの間に、ふっとにじみ出る間合いみたいなものの正直さが、お客様に伝わる映画になっていると思います。――斉藤由貴『最初の晩餐』まずタイトルに惹かれ、常盤監督の実体験を元に作られた台本を読み進めて行くうちに、すっかり心奪われていました。歪で、煩わしい、でもきっとある意味で“嘘の無い”とても普通の家族。愛しい息子達、娘、そして妻……、また一つ自分の中で確実に大切な家族が増えた作品です。――永瀬正敏七年前、わずか数人で「本当に作りたいものをつくろう」とはじめた映画づくりでしたが、最終的には、日本を代表する俳優陣と制作陣に集まっていただきました。本当に幸せな長編監督デビューです。どうぞ観客の皆さんに、家族が「家族になる瞬間」を感じていただければと思います。――常盤司郎監督©2019『最初の晩餐』製作委員会