アレハンドロ・ホドロフスキー監督の公式アプリ「JODOHAIKUS」への音楽提供、
THE NOVEMBERSのケンゴマツモトとのユニット「When」の結成など、精力的に活動を続けるVelladonが、米ニューヨーク・アヴァンギャルド・シーンの重鎮、チャック・ベティスと「Lullaby of Obliteration / 消滅のララバイ」を結成。8月1日(木)21:00に1stEP『One Point of View is Mental Prison』をbandcampでリリース。
ベティスは米ボルチモア出身、Meta-matics、
All Scarsなどのパンク・バンドを経てソロ活動を始め、これまでに
ジョン・ゾーン、
フレッド・フリス、
ジーナ・パーキンスらと共演しているほか、映画や舞台への音楽の提供でも知られています。
Velladonとベティスはどちらもヴォーカルを主軸とした表現で知られているものの、1stEPでは声を使わず、シンセサイザーや、ハンドメイドのドラム・マシン、オーケストレーションなどで楽曲を作り上げました。ベティスとのコラボレーションについてVelladonは「彼(ベティス)の繰り出す音は、他の前衛音楽家を思い起こさせないサウンドなので、ぼくは緊張感の中で、音楽家としてどのように返答するかを考えていました」とコメントしています。また、アートワークは画家の即席出口入口が担当しています。
精神性と音楽は直結します。
Chuck Bettis氏は燃え滾る霊性を、音として具現化する達人でした。
彼の繰り出す音は、他の前衛音楽家を思い起こさせないサウンドなので、
ぼくは緊張感の中で、音楽家としてどのように返答するかを考えていました。
結果、非常にやりがいのある音楽作品となりました。
ぼくたちの消滅のララバイは拡大していきます。
高音質でアップロードしました。ぜひ、購入してください。
即席ちゃんの美しいアートワークも、必見です。――Velladon